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ユーザーから寄せられる天気報告を天気予報に活用

ウェザーニュース、「5分ごとの天気予報」を無料化

2021年01月14日 19時30分更新

「ウェザーニュース」の機能「5分ごとの天気予報」を完全無料化

 ウェザーニューズは1月13日、同社が提供するスマホアプリ「ウェザーニュース」の機能「5分ごとの天気予報」を完全無料化すると発表した。

 本機能は、AI技術を活用した独自の高解像度な降水分布予測や、ウェザーニュースのユーザーから届く天気報告などを盛り込むことで、業界唯一という5分単位での天気予報を確認できるサービス。短時間の外出で雨に降られてしまう失敗の回避や、洗濯物を取り込むタイミングの判断などに役立つとする。

 2020年春の外出自粛要請を受け、同年4月より本機能を暫定で無料開放していたが、コロナ禍やその後の生活に役立ててもらうため、完全無料化を決定した。

 ウェザーニューズでは、気象庁の観測データや衛星画像に加え、独自の観測データや全国のユーザーから寄せられる空の写真や天気報告を天気予報に活用している。アプリを通じで寄せられる天気報告は1日およそ18万通にのぼり、予報を作るプロセスに随時反映される。天気報告は5分ごとの天気予報からワンタップで参加可能で、2020年4月の無料開放を期に、報告数は2倍以上に増加しているという。

5分ごとの天気予報の「現在地の天気を報告する」からワンタップで報告

 同社は、今後もより多くの天気報告を集めることで、雨雪判別のような予測が困難かつ生活に大きな影響を及ぼす気象現象の実況把握や予測精度向上に取り組み、より信頼できる気象情報の提供を目指すとしている。

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