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オートメーション・エニウェア、Cogent Labsと連携して日本語・韓国語のOCRをRPAに組み込み

2021年01月14日 18時00分更新

 オートメーション・エニウェア・ジャパンは1月14日、Cogent Labsとの技術提携を進め、手書き書類を含む業務プロセスを自動化するAI一体型ソリューションを提供すると発表した。2月1日に提供開始する。

 両社は2019年からAI/OCR/RPAを活用したソリューションで技術提携を進めており、オートメーション・エニウェアのAIソリューション「IQ Bot」とコージェントラボのAI OCRサービス「Tegaki」を連携させたソリューションを提供する。

 IQ Botは、異なる書式の書類のデータを構造化して読み取り、紙を扱う業務を含めた自動化をひとつのRPAプラットフォーム「Automation Anywhere Enterprise A2019」内で可能とするソリューション。文字を読み取りだけでなく正式な表現や項目間の関係性を比較して誤りを検知する機能や、読み取り結果を業務利用に適した形に補正する機能、人が訂正した内容を学習する機械学習機能等を備える。

 今回、IQ Botが内蔵するOCRエンジンの選択肢に「Tegaki」が正式に加わり、手書きを含む日本語および韓国語書類のデータを高い精度で抽出することが可能になる。両社は日本と韓国以外のユーザーへのソリューション提供も視野に入れ、グローバルで引き続き協力するとしている。

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