動作は快適
ゲーミング性能が充実
OSはAndroid 10、CPUはSnapdragon 765Gを採用。「G」と付いているのは、ゲーミング性能が強化されていることを示します。
実はゲームプレイをサポートする機能が充実しているのもarrows NX9の魅力。ゲーミング機能「ゲームゾーン」では、インストールしたゲームアプリをまとめて管理でき、パフォーマンスや通知に関する設定を変更できます。また、プレイ中の画面は録画可能で、その動画ファイルもゲームゾーンアプリで管理できます。本体には放熱効果の高い「ベイパーチャンバー」構造を採用しています。
メモリーは8GB、ストレージが128GBで、バッテリー容量は3600mAh。実際にドコモの5Gを受信できる渋谷スクランブルスクエアで速度を計測したものの、混雑していたこともあり5Gの高速ぶりを体感できる位置は見つけられず。渋谷ストリームに行くと、速度は出ませんでしたが安定して5Gに接続していました。
便利機能としては、本体を振ってアプリを呼び出せる「スグアプ」(ドコモのスマホに搭載)や、指紋によるロック解除と同時にアプリを起動できる機能があります。そのほか、指紋認証、NFC、そしてFelicaに対応。IPX5/8、IP6Xの防水防塵性能に加えて、MIL規格(米国国防総省の調達基準)23項目を満たしており、衝撃や高温、氷結などにも耐えうる性能です。
【まとめ】arrowsらしさが詰まった
ニューノーマルなスマホ
これまでに登場している5Gスマホを見ると、ミドルレンジモデルでも動画やゲームを楽しめる性能が必須となっています。arrows NX9も高い没入感を得られるディスプレーに、ゲームプレイをサポートするCPUや「ゲームゾーン」を搭載しており、5G時代のコンテンツをじゅうぶんに楽しめるでしょう。
また、水洗いやアルコールによる消毒に対応するのも、いまの時代にぴったりな魅力ではないでしょうか。MIL規格に対応する点も含めて(もちろん全体の使い勝手の良さも含めて)arrowsらしい“ニューノーマルなスマホ”であると思います。7万円台という価格を考えても、使い勝手の良いスマホを探している人にオススメの1台です。まずは実際に触れてみて、arrowsらしさを感じてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、他社からドコモに乗り換えてarrows NX9を購入する場合は、「5G WELCOME割」として2万2000円の割引が適用されますので、覚えておきましょう。
ドコモ「arrows NX9 F-52A」の主なスペック | |
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メーカー | 富士通コネクテッドテクノロジーズ |
ディスプレー | 6.3型有機EL(19:9) |
画面解像度 | 1080×2280 |
サイズ | 約72×152×8.5mm |
重量 | 約162g |
CPU | Snapdragon 765G 2.4GHz+2.2GHz+1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 10 |
5G最大通信速度 | 下り2.1Gbps/上り218Mbps |
5G対応周波数 | サブ6 |
カメラ | アウト:約4850万画素(標準、F値1.8) +約800万画素(超広角、F値2.4) +約500万画素(深度、F値2.2) /イン:約1630万画素 |
バッテリー容量 | 3600mAh |
FeliCa | ○ |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ○/○ (アルコール除菌可) |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
Qi | × |
カラバリ | ホワイト、ネイビー、ゴールド |
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