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ゲーミングパフォーマンスを旬なゲームタイトル11本で徹底テスト

最強のゲーミングPCを我が手に!GeForce RTX™ 3080を搭載した「Alienware Aurora R11」で、人気ゲームのベンチを計測してみた

2021年01月20日 11時00分更新

文● 藤田 忠
提供: デル・テクノロジーズ

ゲームの世界に没頭できる静粛性も魅力!

 文句なしのゲーミングパフォーマンスを見せた「NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X」搭載ビデオカードにBTOカスタマイズした「Alienware Aurora R11」。その高い性能とともに、どうして気になってくるのが、ゲーミング中の動作音だろう。

 16スレッドCPUに100%の負荷をかける動画エンコード実行中と、オープンワールド型で、NPCがランダムに動き、常に高い負荷がかかる「WATCH DOGS LEGION」のプレイ中の騒音値を計測してみた。

 計測位置は「Alienware Aurora R11」を机の下に設置した際に、筐体トップから上に70cm程度の頭部がある位置。さらに机の上に設置した際を想定して、フロント中央部から40cm離れた位置で計測を行なっている。また、テスト実行中のCPU温度やGPU温度、GPUコアクロックなどをモニタリングソフトウェア「HWiNFO64」を使って記録し、まとめている。

 まずは騒音値を見ていこう。CPUに高負荷をかける動画エンコード中は、簡易水冷CPUクーラーなのもあり、筐体トップで33.2dBA、筐体フロントで35.7dBAと暗騒音値からプラス数dBAで非常に静かだ。

 ゲーミング中は、さすがに筐体フロントで40dBAを超え、環境によっては深夜のゲームプレイには多少気を配る必要が出てくるが、深夜帯でなければ気にならないレベル。プレイ中にヘッドセットを使うひとなら、まったく問題にならない。

騒音値

 続いては負荷状態の温度や動作クロックから「Alienware Aurora R11」の冷却性能を見ていこう。

動画エンコード中のCPU温度(CPU Package)の推移

動画エンコード中のCPUコアクロック(Average Effective Clock)の推移

 動画エンコード中のCPU温度は、スパイクを含めて、動作に不安のない70度台に抑え込まれている。CPU動作クロックの推移は4GHzオーバーと高クロックで、処理中5分間の平均は4195.86MHzだ。

 続いて「WATCH DOGS LEGION」プレイ中の「NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X」ビデオカードのGPUコア温度と、GPUコアクロックを見てみると、GPUコア温度は余裕のある70度台前半に抑え込まれていた。GPUコアクロックも1900MHz前後で推移と、しっかりブーストされており、ゲームフレームレートを引き上げている。

「WATCH DOGS LEGION」プレイ中のGPUコア温度(GPU Temperature)の推移

「WATCH DOGS LEGION」プレイ中のGPUコアクロック(GPU Clock)の推移

 ゲームプレイを邪魔しない静音性や、高い冷却性能を発揮する「NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X」ビデオカード搭載の「Alienware Aurora R11」。ゲーミング中の消費電力も気になったので「WATCH DOGS LEGION」プレイ中の消費電力も見てみると、最大で511Wを記録していた。さすがに高消費だが、「Alienware Aurora R11」は80PLUS GOLD対応の1000W電源ユニットを標準搭載しているので余力は十分だ。

「WATCH DOGS LEGION」プレイ中のシステム全体の消費電力

GeForce RTX™ 3080搭載の「Alienware Aurora R11」で思う存分ゲームをプレイ

 eスポーツタイトルの高リフレッシュレート駆動ゲーミングはもちろん、高解像度による美麗な描画でのゲームプレイを十分楽しめるパフォーマンスに、ゲーム妨げない静粛性や安定動作を維持する冷却性能。さらに余裕のある電源容量を備えている安心感と「NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X」ビデオカードを搭載した「Alienware Aurora R11」は、これから購入する人に是非おすすめと断言できる1台になっている。むろん、予算が許すなら、さらなる性能を発揮する「NVIDIA® GeForce RTX™ 3090 24GB GDDR6X」へのBTOカスタマイズも狙っていきたいところだ。

クリエイティブ面では処理時間が大幅短縮

 ゲーミング性能だけでなく、クリエイティブ面の性能も引き上げられているGeForce RTX™ 30シリーズ。

 3DCG制作ソフトウェア「Blender」などでもその効果は大きく、CPUのみでCGレンダリングしたときよりも処理時間は大幅に短縮する。とくにRTコアを利用した際は、劇的に処理が高速化するので注目と言える。

 ベンチマークを実行できる「Blender Open Data」を使って「CPU」、CUDAコアを利用する「CUDA」、RTコアを利用する「OptiX」それぞれのレンダリングに要した時間をまとめている。

「Blender Open Data」の結果

 RTコアを利用した「OptiX」でのCGレンダリング時間は圧倒的のひと言。最新のAmpereアーキテクチャーを採用するGeForce RTX™ 30シリーズなら、ゲームだけでなく、クリエイティブな用途にもメリット大だ。

スキの見当たらない「Alienware Aurora R11」

 BTOカスタマイズで「NVIDIA® GeForce RTX™ 3080 10GB GDDR6X」搭載ビデオカードを選んだ「Alienware Aurora R11」なら、ゲーミングだけでなく、ヌルヌル描画&高描画でのプレイ録画や実況配信に、写真や動画の編集作業、Vtuber、3DCG制作といった幅広い用途に活用できること間違いなしと言える。

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