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PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「ウォッチドッグス レギオン」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年12月26日 11時00分更新

「ウォッチドッグス レギオン」では大幅なロード時間短縮

 さて、今回「BarraCuda 120 SSD(2TB)」で検証したのは、ユービーアイソフトの「ウォッチドッグス レギオン」だ。「ウォッチドッグス」シリーズの第3弾にあたる本作品は、近未来のイギリス・ロンドンに舞台を移し、ブルームのctOSによって管理・監視される凶悪な巨大組織に対し、ハッカー集団デッドセックが市民から仲間を集めてレジステンスを結成。ロンドンを元の姿に取り戻すことを目指す話だ。

 基本的にはオープンワールドで、メインミッションをこなしながら、サイドミッションも楽しむのはこれまで通り。今回は、ロンドンの市民をデッドセックのメンバーに誘い、レジスタンスを結成していくが、どのキャラクターでプレイしてもよくなった。キャラクターによって能力が違うので、ミッションによってキャラクターを切り替えれば、効率よく攻略も可能になるだろう。現在はキャンペーンモードのみが開放されていて、オンラインモードは2021年に実装されてる予定だ。

 容量は33.73GB(日本語音声の場合は5GBほど別途ダウンロードが必要)。オープンワールドでプレイ開始時がいちばんロード時間が発生するので、どれだけ短縮できるかがポイントだ。

「ウォッチドッグス レギオン」のイメージカット。

 今回検証したバージョンは1.09。検証したのは起動してからメインメニューが表示されるまでの「ゲームの起動時間」と、キャンペーンモードでゲームの続きを選択しスタートするまでの「ゲームロード時間」の2つだ。PS4のシステムは8.03で検証している。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。SSDもHDDもキャッシュを利用するため、1、2度起動からゲーム開始まで実行し、ロード時間が安定した状態から計測している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約19秒、ゲームロード時間は約49秒と大幅な短縮となった。ゲームロード時間は半減以上の短縮で、HDDではプレイ開始までコーヒーブレイクな気分になるほど。やはりSSDにしないと厳しいゲームだ。

 PS5が潤沢に供給されるまで、まだ時間がかかりそうなので、PS4を大容量SSDへの換装して強化すべき。「BarraCuda 120 SSD」は500GBモデルが7000円前後で手に入るが、1TBの容量が1万3000円前後で手に入るので、1TBモデルを強くオススメする。

 なお、SSDやHDDはファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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