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2021年1月6日午前3時(日本時間)なので要チェック!

冬の風物詩「Steam ウィンターセール」で大人買いしたPCゲーム6本を紹介します

2020年12月31日 16時00分更新

リアリティあふれるヴァイキング×剣戟アクション

Hellblade: Senua's Sacrifice

・タイトル:Hellblade: Senua's Sacrifice
・開発元:Ninja Theory
・パブリッシャー:Ninja Theory
・セール価格:2980円⇒745円(75%オフ)
・販売ページ:https://store.steampowered.com/app/414340/Hellblade_Senuas_Sacrifice/

 4本目は、Ninja Theoryが販売、開発した「Hellblade: Senua's Sacrifice」を購入した。ヴァイキングの時代を題材にした剣戟アクションゲームで、注目すべきポイントは、主人公の女戦士が精神病を患っていることだ。

 ケルト人の女戦士は、亡き恋人の魂を救うべく試練の旅へと赴く。見知らぬ男女の囁き声や幻覚に苛まれながら、未知なる敵と戦ったり、謎を解いたりして試練を達成していく。幻聴と幻覚が攻略の糸口になることもあるが、それ以前に、精神病に苦しむ主人公の姿に心を痛めてしまった。グラフィックが美麗だからか、表情の動きも実写並みにリアル。主人公がみせる感情豊かな表情に、ただただ圧倒された。

 また、緊迫感ある剣戟アクションはクオリティーが高く、シンプルな操作性でありながら闘争心を刺激する演出がたまらない。実際の剣戟をそのままそっくり再現したようなリアルさも見どころだ。さすがはNinja Theory。いい買い物をした。

魂が震える戦争ゲーム

This War of Mine

・タイトル:This War of Mine
・開発元:11 bit studios
・パブリッシャー:11 bit studios
・セール価格:1980円⇒495円(75%オフ)
・販売ページ:https://store.steampowered.com/app/282070/This_War_of_Mine/

 5本目は、1990年代に起きた「ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争」をモチーフにした「This War of Mine」。銃声と爆発音が轟く戦況下で、生き残った一般市民たちのサバイバルを描くシミュレーションゲームだ。

 戦争を題材にしたゲームの大半は、戦闘のエキスパートである兵士を主役にしたものが多い。だが、本作の主役は軍事訓練を受けていない一般市民。ある廃屋で暮らす個性的な一般市民たちを誘導し、食料の確保や廃屋のアップグレードなどをしながら生存し続けることが目的だ。昼間は家屋内でできることを行ない、夜になったら家屋やショッピングモールなどに浸入して素材回収に勤しむといった感じだ。

 まだ序盤しかプレイしていないが、プレイヤーの決断によっては状況が一転、二転することもあり、それに応じて難度も変化するのが興味深いと思った点である。さらに、一般市民の体調管理も重要で、適切な対策を施さないと取り返しのつかない事態に発展する怖さも秘められている。戦時下の生活を疑似体験させてくれる、忘れられない1本だ。

ゾンビだらけの世界でヒャッハーを

7 Days to Die

・タイトル:7 Days to Die
・開発元:The Fun Pimps
・パブリッシャー:The Fun Pimps Entertainment LLC
・セール価格:2480円⇒843円(66%オフ)
・販売ページ:https://store.steampowered.com/app/251570/7_Days_to_Die/

 最後の6本目は、The Fun Pimpsが開発した「7 Days to die」。ランダムで生成されたオープンワールドを舞台に、ゾンビが徘徊する世界を生き抜くサバイバルゲームだ。装備や拠点をクラフトしたり、街を探索したりして、ゾンビアポカリプスの世界を自由に満喫できるのが魅力となっている。

 本作の目的は、装備や拠点をアップグレードして準備を整え、7日後に訪れるゾンビの大襲来、通称「フェラルグール」を乗り切ること。要は1~6日は準備期間、7日が本番ということだ。週を重ねるごとに難度も上がっていくため、極限のサバイバル体験が味わえるはずだ。フェラルグール当日、ゾンビが群れをなして拠点に迫ってくる光景は、とにもかくにも恐ろしい。

 2013年にリリースされた本作は、7年経った現在もアーリーアクセスの状態だ。一応未完成ということになるが、個人的には、完成の域に到達しているのではないかと感じている。それぐらい本作の遊び応えは高い。そのうえ、オープンワールドゲームならではの自由度の高さも相まって、やめるタイミングがわからなくなってしまう。ゾンビとキャッキャウフフしたい人はマストバイだ。

ほしいゲームがあったら要検討!
Steam ウィンターセールは1月6日午前3時まで!

面白そうなゲームがてんこ盛りのSteam ウィンターセール。製品画面をぼんやり眺めていると、無意識に購入ボタンを押してしまいそうになる

 上記6本は、私の独断と嗜好で選んだものばかりだ。6本の通常価格は1万2450円だが、Steam ウィンターセールの期間中は、なんと3130円で購入できた。買い物の仕方は人それぞれだが、安いからといって買いすぎにはご用心。また、大量に買いすぎたせいでクリアする余裕がなくなり、結果積みゲー化する可能性もありえなくはない。買い物は計画的に。

 新旧問わず、さまざまなゲームタイトルを多数ラインアップしたSteam ウィンターセール。ウィッシュリストに保存していたゲームタイトルがお買い得価格になっている場合もあるため、余裕のあるときにチェックしてみてほしい。Steamユーザーを満足させる冬の風物詩は、2021年1月6日午前3時まで実施中だ。

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