コグニティは12月23日、 金融機関向けに営業トーク解析・診断サービス「UpSighter for Finance」を提供開始した。
同社は「思考バイアスを取り除く」ためのソフトウェアとして、文脈解析を強みとするトーク評価サービス「UpSighter」を展開。2019年10月には金融機関向けサービスとして「UpSighter for Finance」提供しており、今回はUpSighter for Financeをパッケージサービスとして大幅リニューアルしての提供となる。
商談やロープレの音声データをもとに模範社員とその他のトーク傾向の違いを解析し、担当者一人ひとりに対しフィードバックレポートを還元。 自分のトーク傾向と、コグニティが保有する金融機関のトーク傾向や社内の模範社員のトーク傾向とを比較でき、模範社員の話法例をもとに営業トークを改善できる。
新型コロナウイルスの感染拡大によって集合研修や営業同席によるOJTでの教育が難しくなるなか、とく顧客とのコミュニケーション方法を指導する機会の創出が課題となっている。UpSighter for Financeでは商談やロープレの音声をアプリやレコーダーで録音したものを分析し、ポータルサイト上にPDFでフィードバックレポートを還元することから、集合研修ができなくても各支店・支社にいながらロープレ研修のような教育が実現できるという。
パッケージでの提供は550万円(予算にあわせてパッケージ以外の提供も用意)。
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