オートバックスセブンは、対話型AIサービスを搭載するロボット「ZUKKU(ズック)」のコミュニケーション機能を大幅に向上させ、12月21日から新サービス「WEAR+i ZUKKU見守りサービス」の提供を開始すると発表した。同サービスは、12月9日から予約受付を開始している。
ZUKKUは、AIによる自然な会話が楽しめる対話機能を搭載する見守りAIロボット。今回のリニューアルは、ユーザーの声をもとに搭載するAIを刷新。より円滑なコミュニケーションを取れるようになったほか、「スケジュール・お知らせ機能」を追加し、ZUKKUが家族に代わって「お薬の時間だよ」としゃべって通知するなど、機能を充実させた。
見守られる側の改良点としては、そのときの気分や体調を伝える「状況確認ボタン」を追加し、シンプルなリアクションで双方向のコミュニケーションを可能にした。
また、ZUKKUを通じたユーザー間のコミュニケーションに使用するアプリも、これまでのウェブアプリからモバイルアプリに変更した。これまで通知はメールで受信していたが、モバイルアプリのプッシュ通知機能を使用することで、よりタイムリーな通知や緊急対応が可能になったとしている。
価格は、ZUKKU本体とタブレット端末のセットが6万5780円。ZUKKU単体が4万2680円。本体とタブレット端末のセットは、800セット限定で5万3680円のキャンペーン特別価格で販売する。
本製品の利用にはWi-Fi環境と、月額1078円のサービス利用料が別途必要。なお、すでに購入済のZUKKUについては、バージョンアップで新サービスに対応できる。
ZUKKUの主なスペックは以下のとおり。
・本体サイズ:およそ幅68×奥行き68×高さ100mm
・重さ:170g
・カラー:ブルー、レッド
・センサー:人感センサー(反応距離:約50cm)
・バッテリー容量:1150mAh
・駆動時間:約7時間(充電:約3時間)
・USBポート:USB micro-B
・通信規格:Bluetooth 4.2
・対応プロファイル:A2DP、HFP
・スピーカー:モノラルスピーカー(MAX1W)
・同梱物:ZUKKU、ZUKKU用充電器、取扱説明書(タブレット端末とセットの場合は、専用Androidタブレット、タブレット用充電器、タブレットスタンドが付属)
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