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史上初、女子アイスホッケーのアニメ&ゲーム「プラオレ! プロジェクト」を発表!

2020年12月12日 10時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 合同会社EXNOAと株式会社サイバーエージェントは、12月11日(金)の19時から、史上初となる女子アイスホッケーを題材としたアニメ「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」の制作発表会を実施した。

「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」は、サイバーエージェントとDMM GAMES(EXNOA)によるアニメとゲームのメディアミックスプロジェクト「プラオレ!プロジェクト」による新作アニメ。

 制作発表会では、まず制作総指揮のサイバーエージェント落合雅也氏が登壇。落合氏は、幼稚園から大学まで本気でアイスホッケーに取り組み、おもしろいアイスホッケーをもっと広めたい、いつか(アイスホッケーに)恩返ししたいという想いから、本プロジェクトを立ち上げたという。

 アニメの舞台は栃木県・日光市。栃木県・日光市は、非常にアイスホッケーが盛んで、落合氏が学生時代お世話になった先輩・後輩が栃木県日光市にホームを置くプロアイスホッケークラブ「H.C.栃木日光アイスバックス」にいて、その縁を頼ったなどの理由で舞台を決めたそうだ。

「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」では、アイスホッケーの魅力をしっかり伝えたいのはもちろんのこと、女の子たちが成長していく青春ドラマをしっかり描きたいと語る落合氏

 また、落合氏は外出自粛せざるを得ないコロナ禍でのプロモーションをしっかりと行なうため、声優のキャストの皆さんには、本気でYouTubeでの活動を行なって欲しいとの要望を出していると語った。実際に、本発表会後12月11日(金)21時より、同プロジェクトのYouTube番組の1回目の放送が公開された。

 さらに、アニメのPV第1弾も公開。キャラクターデザインは「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」などで知られるCraft Eggが担当。「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」は2021年10月に放送予定。放送はABEMA、とちぎテレビ他で予定されている、追加情報は随時公式HPにて公開される。

PVに登場した主要キャラクター

PVでは7人の主要キャラクターが確認できる。そのほとんどが中学3年生という設定。他にどのようなキャラクターがいて、どのような物語が展開されるのか気になるところだ

 加えて、本イベントでは「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」の監督を務める安齋剛文氏、各キャラクターの声を担当する声優陣が登壇。

 安齋氏は、舞台になる日光は、空も広く川も穏やかに流れていて東京よりもゆったりとしているなぁ~という印象がある、しかし、アイスホッケーはうっかり瞬きしてしまうと、パックを見失ってしまうほどスピーディー。一方で、真夏の日光は溶けそうなほど暑いが、アイスアリーナに入ると凍えそうなほど寒い。そういう、のどかさと展開の速さ、暑さと寒さというギャップが、日光やアイスホッケーの魅力であり、それをキャラクターを通じて表現していきたいと思っている、と語った。

常日頃からキャラクターの素直さや粘り強さを描写されることで、この娘たちなら(アイスホッケーが)上達するな、と視聴者に伝われば応援してもらえると考え、そういったことを意識してアニメ制作を行なっていると語る安齋氏

 水沢愛佳役の増田里紅さんは、本作がデビュー作。オーディションを受けるのも本作が初で、とても緊張したことを明かした。

自分がまさか選ばれるとは思っておらず、今回のイベントの場に立っていることがとてもうれしいと語る増田里紅さん

さらに本イベントでは、日光市市長の大嶋一生氏もビデオレターで登場。本作への期待と、この作品を肌で感じてもらうために、日光市に足を運んで欲しいという想いを語った

「プラオレ!プロジェクト」では、アニメだけでなくゲームもDMM GAMES中心に制作中とのこと。ゲームの詳細な情報はなかったが、少なくともアニメ放送後の配信開始となることだけが明かされた。イベントではアニメとゲームの監修を行なう「H.C.栃木日光アイスバックス」の土田英二氏、衣笠伸正氏も登壇。本プロジェクトを通じてアイスホッケーの魅力が少しでも伝わればという想いを語った。

「H.C.栃木日光アイスバックス」の土田英二氏(左)、衣笠伸正氏(右)

 とてもスピード感のあるアイスホッケーという競技がどのようにアニメやゲームに落とし込まれるのか、続報に期待したい。

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