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ラック、マルチクラウド環境でセキュリティーを実現する運用支援サービス開始

2020年12月11日 08時00分更新

 ラックは12月10日、マルチクラウド環境やハイブリッドクラウド環境でのセキュリティーを確保する運用支援サービス「クラウドセキュリティ統制支援サービス by Prisma Cloud」を提供開始した。

 複数のクラウドを組み合わせるマルチクラウド環境でシステム開発(Develop)と運用(Operation)を俊敏かつ柔軟に行なえるDevOps(デブオプス)の手法の採用が進んでいるが、その一方で複数ベンダーのクラウドサービスの同時利用やオンプレミス/クラウドのハイブリッド利用など利用環境も複雑になり、セキュリティーポリシーの適用やクラウドの設定ミスや見落としといった重大な情報セキュリティー事故も起こりがちになっているという。

 クラウドセキュリティ統制支援サービス by Prisma Cloudは、パロアルトネットワークスの「Prisma Cloud(プリズマクラウド)」を利用し、ラックのシステム開発の知見とセキュリティー診断や情報漏えい事故対応の経験によって培われたノウハウによって機能を最大限に活用するための運用支援サービス。

 Prisma Cloudは、開発ライフサイクルやマルチクラウド環境にまたがる広範囲なセキュリティーとコンプライアンス監視を提供する、包括的なクラウドネイティブプラットフォーム。複数のクラウド環境のセキュリティー設定状況が自社のセキュリティールールに準拠しているかどうかや、セキュリティー事故に繋がる設定ミスなどを検出・可視化。DevOps環境とマルチクラウド上に構築されたアプリケーションの実行環境を安全に保つことができるとしている。

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