最軽量のThinkPadが日本でも発売です
レノボが超軽量の「ThinkPad X1 Nano」発表=Tiger Lakeに縦長画面、5G内蔵で900グラム台実現
レノボは12月8日、ThinkPadシリーズの新モデル「ThinkPad X1 Nano」を発表した。
世界向けには9月に公開され、13インチのディスプレイを搭載した軽量モデルである。900グラム台を実現したうえ、Tiger Lakeを搭載し、16対10の縦長画面に、5Gモデムも選択できる、4拍子そろった最新モバイルノートである。
価格は税別で26万円からで12月8日発売となっている。
Tiger Lake搭載でついに1キロ切り
画面は16対10比率の縦長で5Gモデムも搭載可能!!
X1 Nanoは、ThinkPadのモバイルシリーズで、X1 CarbonとX1 Foldの間に位置する製品で、重さ907グラムで最軽量のX1である。インテルのEVOプラットフォーム認証をとっているので、高速起動や長時間駆動、高速充電が期待できる。
CPUはTiger Lakeでも省電力のUP4(7~15W)である「i5-1130G7」または「i7-1160G7」で、メインメモリは8または16GB、ストレージSSDは128、256、512GB、1TBから選択できる。
ディスプレイは13.0インチで縦横比が16対10の縦長、解像度は2160×1350ドットのIPS液晶でドルビー・ビジョン対応である。「ノンタッチ+ノングレア」と「タッチ+グレア」の2タイプがあり、ともに最大輝度は450nitでsRGB100%の色域を持つ。
無線はWi-Fi6とBluetooth5.1に加えて、WWANではLTEと5Gを選択できる。
カメラはIRと720PのHDカメラを搭載し、マイクは360度タイプを4本搭載、スピーカーも4本内蔵し、ドルビー・アトモス対応だ。
インターフェイスはUSB3.1 Gen2×2(Thunderbolt 4 対応)に、マイク・ヘッドホンのコンボジャックのみと非常にシンプルである。
バッテリーは48Wh搭載で、最大22.87時間(JEITA2.0)持続可能。ACアダプターはタイプC接続の65W出力である。
本体サイズは292.8×207.7×16.75ミリと、縦横ともにA4判より数ミリ小さい。重量はモデルにより異なるが、最低で907グラムとなっている。
トップカバーは通常の黒とカーボンファイバーの2種類があるが、ディスプレイがタッチではカーボン柄、ノンタッチでは黒という組み合わせになっている。
キーボードはもちろんnanoのサイズで新たに開発したもので、日本でもUS配列とJIS配列を選択できる。タッチパッド横には指紋センサーがあり、指でログイン認証が可能だ。
また、ディスプレイ上部には、こちらも新規開発されたレーダー方式の人感センサーを搭載しており、離席を自動感知してログオフし、顔認証と合わせれば、タッチレスで自動ログインが可能だ。
新しく発売となるタイプC接続のポートリプリケーター「Lenovo USB Type-C ポートリプリケーター」は、100×40×12ミリ、50グラムという小型軽量ながら、HDMI2.0、USBタイプA (USB3.1 Gen2, 10Gbps)×2、USBタイプC(充電用・他機能不可)、SDカードリーダー、マイクロSDカードリーダーと6端子が付く。
型番は「4XH1C12753」で、定価は1万1000円、発売開始予定は12月15日となっている.
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります