ラディウスは12月4日、多機能リモコンを搭載する有線タイプのハイレゾ対応イヤホン「HP-NX10シリーズ」を発表した。12月中に販売を開始する。価格はオープンで、予想実売価格は4180円前後。カラーはブラック(HP-NX10K)、レッド(HP-NX10R)をラインアップする。
本製品は「FLW構造ドライバー」を採用し、従来のダイナミックドライバーのようにボイスコイルのリード線を振動板に接着せず、ドライバーユニット中心の空洞から引き出し背面のPCBに接続することで、振動板に余分な負荷を与えることなくドライバーを駆動させる。その結果、振動板への偏った負荷によるローリングの発生を低減し、特に振幅の大きな低音域のTHDを大きく改善することで音全体の濁りを解消したという。雑味がなくトランジェント(過渡)特性に優れ、はっきりとした音像と定位を実現。全体的にフラットな傾向ながらも深みのある低音と澄みわたる高音が特徴としている。
小型リモコンを搭載し、楽曲の再生/停止、曲送り/曲戻し、音量操作、着信時の受話/終話/着信拒否といった操作が可能。マイクを搭載しており、ハンズフリー通話やSiriなどの音声アシスタント操作にも対応する。
イヤーピースの装着位置を2段階で調節可能。自分の耳にしっかりフィットさせることで低音再生能力を高めるという。耳のより奥でフィットする独自開発のディープマウントイヤーピース(XS、S、M、L)が付属する。
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