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東京での開催について日本政府と5年間の協定を締結

ウェブサミット、2022年9月に東京で開催決定 

2020年12月04日 11時00分更新

 「Web Summit Tokyo(ウェブサミット東京)」が、2022年9月に開催されると発表された。同年11月には、ウェブサミット リスボンも開催される。

 ウェブサミットは、2009年にダブリンで450人規模のカンファレンスとしてスタートしたテクノロジーカンファレンス。カンファレンスを改善し、世界を変革するCEO、創業者、投資家、メディア、政治家、文化的な偉人たちのあいだで意味のあるネットワーキングを可能にするソフトウェアを作成することが使命だとしている。

 2009年のスタート以来、ポルトガルのリスボンのほか、北米ではCollision(コリジョン)、アジアではRISE(ライズ)という名称で開催されている。

 2021年11月にはリスボンで対面式のカンファレンスとして開催され、7万人以上の参加者を予定しているとのこと。

 2022年には新たにブラジルでも開催される予定で、リオデジャネイロとポルトアレグレの2都市がカンファレンスの開催を希望している。ウェブサミットのアジアイベントであるRISEは、2022年に香港からマレーシアのクアラルンプールに移転し、リアルイベントとしても開催される。

 なお、ウェブサミットと日本政府は、2022年に南米を含む世界各地の新しい地域でウェブサミットを開催するグローバル計画の一環として、日本の首都である東京での開催について5年間の協定を結ぶとのこと。

 ウェブサミットの共同創設者兼CEOであるパディー・コスグレイヴは「日本はウェブサミットを開催するには完璧な場所です。日本は何十年もの間、イノベーションの世界的リーダーであり、現在使用されているもっとも洗練で高度なテクノロジーを構築してきました」とコメント。

 さらに、「日本の多くの政財界のリーダーたちと話すなかで、日本がスタートアップ経済を強化しようとしていることは明らかです。世界中から何千人もの起業家、CEO、グローバルリーダーが東京に集結することは、日本のビジョンを後押しすることになるでしょう」とも述べた。

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