FANZA GAMESから配信されている「巨神と誓女 R」は7月のサービス開始以降、安定した人気をキープしている。以前先行プレイの情報を掲載したが、サービス開始から約4か月が経過し、いくつかの変更が入ったので最近の巨神事情をレポートしよう。
改めて「巨神と誓女 R」を説明すると、ゲームのジャンル的にはRPGだとは思うのだが、メインストーリーの詳しい説明がなく、プレイヤーが何を目的に冒険しているのかは明らかにされていない。この「フレストニア」と呼ばれる世界で誓女達と一緒に巨神と戦え、ということしか説明はされない。
ただ、ゲームを進めていくと、案内役と思われる「執事鳥」の話の中に多少だがメインストーリーに関係するものがあるようだ。なお執事鳥の名前は「ムニン」という。古代ノルド語で「記憶」を意味し、北欧神話の神オーディンに付き従っているカラスと同じ名称だ。ムニンの話や後述の「巨神の謳(うた)」、誓女の「想い出す」で得られる断片的な情報を頼りに、物語を「考察」していくタイプの作品といえよう。
ゲームの起動画面や開始してすぐに流れてくるBGMからして派手さはなく、どことなく寂しさがある空気感が特徴的だ。モノクロを基調にしたデザインも含め、落ち着いた雰囲気重視のデザインに魅力を感じる人も多いだろう。また本作にはスタミナのような要素が無く、時間が許す限りプレイし続けることが可能になっている。
サービス開始時には未実装だった自動周回機能が最近実装されたため、PCなら画面の隅にブラウザーを配置しておけば戦闘を見続ける必要がなく、他の作業をしながらプレイすることも可能なので、素材集めなどを片手間にできる点は優秀だ。
「かってに周回」機能で素材集めが楽に
サービス開始後に実装された機能として、一番の目玉は自動周回機能「かってに周回」だ。「巨神と誓女 R」では、プレイアブルキャラである誓女にレベルの概念はなく、戦闘力を上げるには誓女達が持っている武器「神器」を強化する必要がある。神器の強化には巨神がドロップするアイテムを使用するが、巨神毎に異なるアイテムを落とすため、複数の種類のアイテムを集めなければならない。誓女1人で複数の神器を所持していることもあり、かなりの数のドロップアイテムを集める必要があるので、周回は必須だ。
巨神のドロップアイテムは1回や2回などの戦闘で集まるということはなく、複数あるドロップアイテムの中からランダムでドロップするので、目的のアイテムが出るまではかなりの周回が必要な場合が多い。サービス開始直後は戦闘が終わるのを待って手動で再出撃する必要があったが、自動周回機能が備わったことで放置することが可能になった。
本作では挑戦する巨神の強さを任意に設定可能になっていて、当然ながら安定して倒せるレベルに設定して戦うのだが、まれに「ワンダリングハザード」(略称でWH)と呼ばれる特殊な巨神が登場することがある。巨神は高いレベルほどいいドロップアイテムを落とすので、クリアできる範囲でギリギリまでレベルを上げるのが基本だが、WHは設定したレベルよりも10レベル以上の強さがあり、出てきたらまず負けてしまう。しかしWH限定アイテムを落とすこともあり、出現自体が希少なWHは是非とも倒しておきたい巨神ではある。
サービス開始直後はWHの出現が戦闘を始めないと確認できず、多くのユーザーが戦闘開始直後に悔しい思いをしていたが、負けが確定する前にブラウザーをリロードすると戦闘開始直前の状態に戻り、次回の戦闘がWH確定になることが判明したため、その際にレベル設定を下げて挑戦することでWH素材を集める猛者が続出した。しかしサービス開始後かなり早い時期に調整が入り、リザルト画面のリトライボタンに「WanderingHazard」の文字が表示され、WHの出現が確認できるようになった。
また「かってに周回」機能については、最初はただの自動周回でWHが出ると負けてしまうような状態だったが、9月の実装からひと月後の10月に修正が入り、WH時のレベル設定を個別に行なえるようになった。通常時の巨神だけでなく、WH時の巨神を勝てるレベルに設定しておくことで、自動周回でもWHの限定素材を集めやすくなっている。なお本作では、戦闘に負けても自動周回が途切れないので、素材目的で勝率が低くても上位レベルに挑み、一晩寝ている間に周回させて少しでも集めるといったことも可能だ。
ストーリーを読み解くカギ
「ヒストリーブック」も集めやすく
「巨神と誓女 R」では明確にメインストーリーが示されているわけではないが、全く物語性が無いこともなく、「巨神の謳」と誓女の「想い出す」でゲームの背景を形作っている物語を断片的に知ることができる。
誓女の「想い出す」はリングコマンドの中の項目で、対応する巨神との戦闘時に稀に発動するユニークスキルのようなものだ。誓女によって攻撃力が上がったり味方にバフをかけたりする。また、この「想い出す」の発動は、「ヒストリーブック」で誓女のセリフを集めるための方法の1つになっている。全てのセリフが記録されると誓女の本名が表示され、イラストを閲覧できるようになるが、これがなかなかに暗い内容っぽく、セリフを見ているだけでも訳ありな感じが伝わってくる。
サービス開始直後は「想い出す」が使用可能になっても、手動でリングコマンドを選択して実行させる必要があり、なにもしないと「想い出す」は発動しなかったが、最近のアップデートによって、使用可能になった場合オートで実行する設定が可能になった。
右上に大きく表示されているのがリングコマンドで、手を組んでいるのが「託す」、剣のアイコンが「発動」、翼のマークが「想い出す」だ。左上にある翼のアイコンに「AUTO」の文字が表示されているのが確認できる
誓女のヒストリーブックが開放されると、イラストを見られるようになる。戦渦の中で泣き崩れているようなイラストで誓女の音声付きのナレーションが入り、おそらく過去の出来事と思われる内容を垣間見ることができる
また、誓女の「想い出す」に対して、倒すべき巨神の背景を知ることができるのが「巨神の謳」だ。こちらも誓女同様、ヒストリーブックに記録される。巨神側は戦っていれば勝手にうたってくれるので、戦闘数さえこなせば巨神のヒストリーブックは埋まっていくのだが、謳の数は誓女よりも格段に多く、それなりの数をこなさなければ開放されない。ただ、巨神のヒストリーブックは長い物語になっていて読み応えがあり、なぜ巨神になってしまったのかが垣間見えるのでぜひ読んでほしい。なお、誓女のヒストリーブックは、対応する巨人の「巨神の謳」が流れたときにも入手できる。
眼鏡の巨神のヒストリーブックは全部で3章、教育実習生として着任した魔法学園で事件に巻き込まれる。なお魔法学院の生徒の中には誓女と同じ名前の女子生徒がいる模様。もしかしたら巨神と誓女にはなにかしらの関係性があるのかもしれない
主に自動化のための整備が進み、ヒストリーブックを完成させやすくなるよう変更が行なわれているので、初期よりも遊びやすくなっている。サービス開始直後はかなりの周回ゲーだと思ったが、周回の手間がかかりお世辞にも遊びやすいとは言えず、人を選ぶゲームという印象だった。しかし僅かな修正が加えられたことにより、雰囲気は好きだが周回が辛いと感じた人でも手軽に楽しめるようになった。大きな変更点は自動周回と「想い出す」の自動化だが、この2つだけで確実に遊びやすくなっているだろう。
ちなみに、「巨神の謳」は低いレベルの巨神が相手でも問題なく集められ、誓女の「想い出す」もレベルに関係なく発動できるようなので、パーティーの強化などをしなくても数をこなせばヒストリーブックを開放できる。強化することで誓女の性能を上げて、レベルの高い巨神を倒すのもゲームの楽しみの1つだが、巨神と誓女のヒストリーブックを見るのが目的なら、のんびりとプレイしてそれぞれのヒストリーブックを完成させ、物語を見たり考察したりするのもまたこのゲームの楽しみ方といえるだろう。
まだ全ての巨神と誓女のヒストリーブックを見たわけではないが、どの巨神のヒストリーブックも読み応えがあり、誓女のヒストリーブックは誓女同士や誓女と巨神の繋がりを垣間見ることができる。考察できる物語が好きな人は、是非とも遊んでみてほしい。へたにメインストーリーを壮大に広げたゲームよりも格段に楽しめる内容になっている。
おまけ:お気に入りLOVEシーンの紹介
ではお待ちかねのR18版ならではのイベント紹介だ。「巨神と誓女 R」ではレアリティーに関係なく、誓女全てに2つのエロいイベント「LOVEシーン」が用意されている。イベントの開放は愛情度を上げることで開放され、50%と100%の2つがあるが、愛情度を上げるアイテムの入手性は正直あまり高くない。ログインボーナスや庭園の釣りや採掘、採集で集めるほか、イベントでの入手やジュエルでの交換などがある。
その中でもイベントでの入手性が比較的高く感じたので、イベントには力を入れて挑みたいところだ。愛情度を上げるとLOVEシーンが見られるだけでなく、ステータスの上昇やグリフ装着の最大コストが増えるので、戦うキャラは優先して上げておきたいところ。LOVEシーンはフルボイス・アニメーションになっており見ごたえがある。今回はお気に入りのキャラを何人か紹介しよう。
●アイノ
●アリア
●ピノ
(提供:FANZA GAMES)
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