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洗えるAndroid One S8と独自機能が光るAQUOS sense4 basic

2020年12月17日 11時00分更新

SHARPはこれでベーシック
末永く一緒に バッテリー長持ち

 AQUOS sense4 basicのスペックは、ディスプレーが5.8型(2280×1080ドット)のIGZO液晶で、SoCがSnapdragon 720G、メモリー3GB、内蔵ストレージ64GB(外部microSDXC最大1TB)。バッテリーはこの冬モデルスマホの中でも最大クラスの4570mAhを搭載していることが目玉だ。

 本体サイズは約71×148×8.9mm、重さは約176gとなっており、Android One S8と比べるとやや重いが、バッテリー容量の大きさを考えると軽いといえるだろう。本体がコンパクト、かつ持ちやすさを追求したスタイリッシュなデザインとなっており、違和感なく片手で持って操作できる。

Y!mobileのほかの端末と比べてみた。大容量バッテリーと軽さのバランスがいい

 カメラはアウト側が1200万画素(標準)と800万画素(望遠)、イン側が800万画素という構成。標準(広角)が優秀で、下の作例のように超広角でなくても映せる範囲が広い。

標準で撮影。超広角ほどではないが、基本的に広角なので広い範囲を撮影可能

望遠は光学2倍。ちょっと遠いところを撮りたい場合に便利

寝ても覚めても安心AQUOS
ずっと貴方に寄り添うスマホ

 ディスプレーはシャープ謹製のIGZO液晶なので省電力性能は高い。しかし、AQUOS sense4 basicにはディスプレーを活かした機能があるので、こちらをいくつか紹介する。

「はっきりビュー」色や文字が濃くなり、視認性があがる。マップなどを見るときに便利。左がオフの状態。右がオンの状態。やや暖色寄りの色になる

「Clip Now」スクリーンショットが画面の左上から中央に向かってなぞるだけで撮れる。さらにそのまま編集が可能だ

AQUOS便利機能→かんたんモードを選択すると、ホーム画面やフォントサイズ、はっきりビューなど複数の設定を一括で切り替えられる

「かんたんホーム」はスマホのUIに慣れていない人向け。ホーム画面をわかりやすい表示に変える。戻すのもカンタン

「のぞき見ブロック」ディスプレーを横から見えにくくする。わざわざプライバシーフィルムを買う必要がなく、模様や強度も変更できる

 ゲーミングに特化したSoC、Snapdragon 720Gを搭載しているが、実際どの程度使えるのかを検証した。結果は以下のとおり。

※つばさ調べ

 スマホゲームの中でも、かなりCPUパワーを必要とする「Call Of Duty:Mobile」が、画質を最高設定でプレイ可能(処理能力が足らないと最高設定という表示すら出てこない)、スマホ版のAdobe Photoshopや、Adobe Premiere Rushあたりはややもたつくものの、不満のないレベルで動作した。また、最近よく使われている動画編集アプリのVNにいたっては1時間の動画を編集しても、問題なく動いたのは驚きだった。

 以上のように、AQUOS sense4 basicは3万円を切る値段ながら、ミドルハイの実力をもち、ゲームも普段使いもストレスなく動作することがわかった。これ以上のハイコスパ機はなかなかないだろう。

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