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ファーウェイ、Honorブランドを販売代理店による新会社に売却

2020年11月17日 18時50分更新

 ファーウェイは、同社の低価格ラインであるHonorブランドの事業に関わるすべてを、新会社であるShenzhen Zhixin New Information Technologyに売却すると発表した。Shenzhen Zhixin New Information TechnologyはHonor端末を扱う販売代理店やサプライヤー側の提案と支援によって設立され、ファーウェイが新企業の株式を所有したり、経営判断に関与することはないと言明している。

 Honorブランドは2013年にスタート。国内ではファーウェイの製品名の1つというイメージだが、中国本国ではエントリーからミドルクラスの価格帯の端末を中心に、主に若者向けに製品を提供。ファーウェイブランドとは独立した形でプロモーションや事業を展開している。今では年間7000万台の端末を出荷しているという。

 ファーウェイでは「ステートメント」という形で、同社のコンシューマー事業は途方もない圧力に晒されていること、端末事業に必要とされる技術的要素を継続的に利用できないことを理由として挙げており、新しいHonorブランドの会社が、出資者、パートナー、従業員にとって新しい道を歩むことを望むとするとともに、消費者に対して価値の創造を続けることを期待したいとまとめている。

 

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