オウガ・ジャパンは、OPPOブランドの新SIMフリースマホ「OPPO A73」を11月20日に発売する。価格は3万800円(税込)で、発売に先がけて、10日15時から予約を受け付ける。また、同機はすでに楽天モバイルからも12月上旬のリリースが予告されている。
7.45mm、162gの薄型軽量で実用度がさらにアップ
eSIM+nanoSIMでのDSDVにも対応する
OPPO A73は、昨年登場した「OPPO A5 2020」に続く、エントリー~ミドルクラスに位置づけられるモデルとなる。OPPO A5 2020は4眼カメラや5000mAhの大容量バッテリーが特長だったが、OPPO A73ではフルHD+と高解像度の有機ELディスプレーの採用に加え、カメラも強化。また、バッテリーこそ4000mAhになったものの、7.45mmで約162gという薄型軽量化により(OPPO A5 2020は9.1mm、約195g)、日常的な使いやすさをグッと向上させている。
主なスペックは、6.44型有機EL(20:9、1080×2400)、Snapdragon 662(2GHz+1.8GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、画面内指紋センサー(+顔認証)、4000mAhバッテリー、Android 10(ColorOS 7.2)などとなっている。
カメラについては4眼構成で、メインの16メガに超広角8メガ、モノクロ2メガ、ポートレート2メガの組み合わせ。カメラの新機能としてはAIダズルカラーがある。同社のスマホは以前から、ダズルカラーモード(dazzle=映える、感嘆させる)と呼ばれる、写真の色味を華々しい方向に調整するモードがあったが、これをAIによるシーン認識と組み合わせて、被写体に合わせた最適な仕上がりにしてくれる。また、インカメラでもナイトモードに対応した。
ネットワーク面にも注目点があり、4G止まりではあるもののeSIMを採用。eSIM+nanoSIMでの組み合わせによるDSDVにサポートした。eSIMについては国内では楽天モバイルとIIJmioで利用できるとしている。
カラバリはネービー ブルーとダイナミック オレンジの2色。背面は樹脂素材を用いながらも、レザーの質感を目指したというマットな仕上げになっており、細かな凹凸もある手触りでケース無しでも滑りにくい印象だ。
バッテリーについては、今回最大18Wの急速充電にも対応。それでもバッテリー切れ寸前のケースになったときには、「超省エネモード」への切り替えで、残量5%から17時間の待受が可能。また、就寝時省電力モードでは8時間のスタンバイで3%のバッテリー減少に留められるとしている。
防水・防塵やおサイフケータイには対応しないが、エントリー~ミドルクラスのSIMフリースマホとして十分な機能を装備。今回は新たに薄型軽量やデザイン面といった魅力も加わり、日常での使い勝手面でさらに向上した1台と言える。
「OPPO A73」の主なスペック | |
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メーカー | OPPO |
ディスプレー | 6.44型有機EL(20:9) |
画面解像度 | 1080×2400 |
サイズ | 約72.9×159.8×7.45mm |
重量 | 約162g |
CPU | Snapdragon 662 2GHz+1.8GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | micrSDXC(最大256GB) |
OS | Android 10(ColorOS 7.2) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/18 /19/26/28/38/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(4G+4G DSDV) |
CA対応 | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ | アウト:1600万画素 +800万画素(超広角) +200万画素(モノクロ) +200万画素(ポートレート) /イン:1600万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh(18W急速充電対応) |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM+eSIM |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | ○ |
SIM形状 | ネービー ブルー、ダイナミック オレンジ |
価格(税込) | 3万800円 |
発売時期 | 11月20日 |
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