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賞金総額1500万円の国内大会!

激闘の準々決勝に胸が熱くなった「レインボーシックス Japan Championship 2020 FINAL ROUND」DAY1!

2020年10月18日 16時30分更新

白熱する試合の連続!
第2試合の勝利チームは、GUTS Gaming!

GUTS Gaming

NORTHEPTION

 2戦目は「GUTS Gaming」と「NORTHEPTION」。第1ラウンドはお互い1v1となり、緊張感ある駆け引きが繰り広げられた。わずかな駆け引きの末、NORTHEPTIONが最初の1本をもぎ取った。それが功を奏したのか、怒涛の勢いでラウンドを先取し、GUTS Gamingとのリードを大きく広げていく。

第1試合のマップは「領事館」

 しかし、ラウンド6からGUTS Gamingが粘りを見せたことで次々とラウンドを勝ち取り、第9ラウンドでリードを奪うことに成功。その後マッチポイントで再び拮抗するも、7-5でGUTS Gamingが勝利した。

第2試合のマップはクラブハウス

 第2試合のクラブハウスは、双方ともにしのぎを削る戦いとなった。第7ラウンドでNORTHEPTIONが1本リードを決め、続く第8、第9ラウンドも勝ち取っていった。第10ラウンドの時点で3-6。1本を取れば形勢逆転も夢ではない。来たるマッチポイントでは、終了間近で領事館初戦の再来というべき1v1の戦いに発展。ただならぬ緊張感が漂う中、お互い勝利を賭けて必死に交戦する。結果、最終局面での1v1もNORTHEPTIONが決め、第2試合を制した。

第3試合のマップは「ヴィラ」

 双方ともリーチを迎えたため、第3試合へ持ち越しに。DAY2行きのチケットを手にするのはどのチームなのか。当初の予想を大きく覆す展開になり、この時点ではどちらが勝ってもおかしくない状況であった。

 運命を決める第3試合のマップ「ヴィラ」は、互角の戦いとなった。第9ラウンドでGUTS Gamingが1本を制し、スコアは5-4に。第10ラウンドも制したGUTS Gamingは、その勢いを維持したままマッチポイントに突入した。すべての力を注ぎ込み、次々とキルを重ねていくGUTS Gaming。勝利の瞬間を見逃すまいと、私は試合の結果に終始釘付けだった。

DAY2のチケットを勝ち取ったのは、GUTS Gaming!

 最後まで生き残ったNORTHEPTIONのSpeakEasy選手が最後の賭けに出るも、GUTS GamingのLi9ht選手が脅威の反射神経で察知し、SpeakEasy選手を倒した。長きにわたる激闘は、GUTS Gamingの勝利で幕を閉じた。eスポーツならではの熱気に魅了されっぱなしで、彼らの戦いに無我夢中になる自分がいた。gg!

脅威の逆転劇!
9月に発足されたばかりのエヴァ:eに注目!

エヴァ:e

ELEMENT.36 JAPAN

 3戦目は、「エヴァ:e」と「ELEMENT.36 JAPAN」。9月に発足されたばかりのエヴァ:eは、その名のとおり「新世紀エヴァンゲリオン」公式のゲーミングチームとして話題を生んだ。Maavi選手など、国内外の大会に出場した経験のあるメンバーが所属し、発足1ヵ月ながら本大会のベスト8まで勝ち残った。対して、福岡を拠点とするELEMENT.36 JAPANは、「PUBG」や「ウイニングイレブン」などの大会で高い成績を残す強豪のチーム。どのチームが勝つのか、固唾を呑んで見守っていた。

第1試合のマップは「オレゴン」

 第1試合のマップは「オレゴン」。エヴァ:eがピックしたマップということもあり、第6ラウンドの時点で4-2と有利な試合展開となった。その後マシントラブルがあったものの、第7ラウンド以降も調子を落とすことなく、7-2で第1試合の勝利を手にした。撃ち合いの強さはもちろん、行動のタイミングが勝因であると感じた。プレイの参考にしたくなるほど、見どころのある試合だった。

第2試合のマップは、カフェ・ドフトエフスキー

 カフェ・ドストエフスキーを舞台にした第2試合は、ELEMENT.36 JAPANの反撃で始まった。連続でラウンドを勝ち取り、第1試合を先取したエヴァ:eにプレッシャーを与えていく。Maavi選手の見事なエイムにより、第6ラウンド以降から調子を取り戻していくエヴァ:eだったが、ELEMENT.36 JAPANは、確実性のあるアプローチで差をつけ、攻撃・防衛両方で驚異的な強さを見せつけた。

延長戦を制し、DAY2の座を獲得したチームはエヴァ:e!

 しかし、ELEMENT.36 JAPAN優勢のマッチポイントでエヴァ:eがついに覚醒。勝利を目前としたELEMENT.36 JAPANの反撃を止め、延長戦に発展した。延長戦で完全復活を遂げたエヴァ:eは、超人のようなパワーをフル稼働させ、ELEMENT.36 JAPANを下す。予想外の逆転劇を披露し、次なる戦場であるDAY2へと歩を進めた。エヴァ:eの驚くべき実力に身震いすると同時に、注目すべきチームの1つとして記憶に刻まれることになった。

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