20分のうち11分もカメラ説明に時間を割いた
iPhone 12 Pro
新型iPhoneが10月14日(日本時間)に発表されました。筆者も日本時間午前2時からの発表会動画をリアルタイムに視聴し、案の定物欲が刺激され、「iPhone 12 Pro Max」の購入を大決定しているわけですが、発表会動画を見終わって思ったのは、もう「携帯電話じゃなくてデジカメだよね」ということです。
細かなスペックについてはASCII.jp編集部のスタッフが書いていると思うので本稿では省きますが、実は発表会動画のiPhone 12 Proパートの約20分のうち、カメラの紹介に約11分割いているんですよね。アップルがいかにカメラ機能のアピールに力を入れているのかが数字から伺えます。
さて、iPhone 12 Proはデジカメとしてだけ使うとしてもお買い得だと思います。特にiPhone 12 Pro Maxはイメージセンサーを従来より47%大きくしつつ、画素数はあえて1200万画素を維持することで、ピクセルサイズを1.7μmに拡大。また、あとからiPhone単体でプロレベルの多彩な現像処理が可能な「Apple ProRAW」を採用。さらに「LiDARスキャナ」によりポートレートモードの精度、暗所でのフォーカス精度、速度の向上が期待できます。
きわめつけに、「A14 Bionic」で膨大な画像処理を素早くこなし、撮影写真を5G回線で「将来的には」超高速にネットにアップロード可能です。こんなデジカメ、iPhone 12 Pro以外にないですよね?
筆者は5年前にフリーライターを始めたとき某編集部に「レンズ交換式カメラを使ってくれませんか?」と注文されました。しかし、今年の年末には「やっぱりiPhone 12 Proを使ってください」とお願いされちゃうかもしれませんね。
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