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GRヤリスお披露目会に潜入! MTしかないRZが一番人気!?

2020年10月11日 12時00分更新

待ちに待ったGRヤリスが登場!

 クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。先日、お台場のメガウェブで開催された「GRヤリスお披露目会」に行ってきました。GRヤリスのグレードは「RS/RC/RZ」の3グレードありますが、限られた時間の中での撮影だったため「RS」と「RZ」しか見られませんでした。ですが、1番低いグレードと1番高いグレードの比較ができたので、レポートしたいと思います! 購入を検討しているという人の参考になればうれしいです。

GRヤリスってどんなクルマ?
ラリーのノウハウが詰まったクルマ!

 WRC (世界ラリー選手権)で培ったノウハウを注ぎ込み、世界のあらゆる道を思い通りに安心して走ることができるクルマを目標に開発されました。一般的には「モータースポーツで得たデータを市販車に生かす」という流れが主流ですが、GRヤリスは「モータースポーツ用の車両を市販化する」という真逆の発想で誕生したクルマです。

 ベースはヤリスと同じですが、中身は別モノで1.6L直列3気筒ターボエンジン&専用開発されたパーツ「GR PARTS」を搭載するなど、本格的な4WDスポーツカーとなっています。

エントリー向けの「RS」と
フラッグシップの「RZ」を比較

GRヤリス RS(1.5L/FF/ダイレクトシフトCVT)、265万円

 3グレードの中で、1番お求めやすい価格で、走りを気軽に楽しめるモデルです。

GRヤリス RZハイパフォーマンス

 3グレードの中で1番価格が高く、走行安定性、加速の伸びを体感できる高出力モデルです。なお、RZは2タイプあり、 ノーマルのRZ(1.6Lターボ/4WD/6速MT、396万円)と、RZハイパフォーマンス(1.6Lターボ/4WD/6速MT、456万円)が用意されています。

 それでは違いを見ていきましょう。

GRマークの横の部分にあるダクト

 ダクトが空いているのは「RZハイパフォーマンス」のみ。このダクトが空いていることにより、ブレーキを冷却することができるそうです。レーシングカーやスポーツカーっぽくて、いいですね。

RZハイパフォーマンスのエンジン

 「RZ/RZハイパフォーマンス」は1.6Lターボ/4WD/6速MT、「RS」は1.5L/FF/ダイレクトシフトCVTですが、ご覧のようにRZにはMTの設定しかありません。最近はMTがないクルマが多いので、MT好きの矢田部にとってはうれしいポイントです。RZグレードの方が、エンジン加速の伸びやハイパワー&不安定な道でも走りやすくなっています。

タイヤ修理キットもここに収納してあります

 RZグレードはリアにバッテリーが積んであります。これは車重バランスを保つためだとか。

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