グーグル新製品発表から見える「5Gミドルクラス・シフト」と「コンテンツ・サービス一体化」戦略
「オンラインイベントのうまさ」が光るアメリカIT大手
なにより印象深かったのは、イベント自体の「演出のうまさ」だ。撮影からゲストの選択まで、非常に丹念に作り込まれていた。テレビショッピングのように「消費者に直接新製品を売り込む」ように作られていて、決して記者だけに向けたものではない。
コロナ禍で発表をオンラインに切り替える例は多いが、アップルやグーグル、マイクロソフトにフェイスブックと、アメリカのIT大手は皆うまく「作り込んだ映像プレゼン」をやっている。日本企業も見習って「発表会の無観客配信」状態を脱しないと、見劣りするばかりだ。今回は特に、そこも気になった。
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