週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ミリ波対応の5Gスマホ「arrows 5G」はハイエンドの中に富士通らしさも

2020年10月04日 12時00分更新

トリプルレンズを搭載するが
ハイエンドとしては物足りない印象

 背面のアウトカメラは、約4800万画素(広角)+約1630万画素(超広角)+約800万画素(望遠)の3眼構成。また、Adobeの協力を得て「Photoshop Expressモード」を搭載。撮影後に自動補整してくれます。

広角+超広角+望遠のトリプルレンズ

 標準(広角)、超広角、望遠は画面内のアイコンをタップして切り替えられます。仕上がりとしては、実際に目で見た風景と変わらない色合いを表現してくれます。

標準(広角)で撮影

超広角で撮影

望遠で撮影

最大ズーム(12倍)で撮影

 食事もシンプルな仕上がり。カメラがシーンを判別するのですが、特に補整されたような感じは受けませんでした。ポートレートモードは背景ぼかしを調整可能。ぼかしが弱いときはいいのですが、強めに設定すると被写体の輪郭がぼけてしまうこともありました。

照りがきちんと出ている

被写体を判別して「料理」と表示

顔の輪郭がぼけてしまった

 暗所撮影では、夜景に一括りされるのではなく、「夜景」「花火」「イルミ」と3つのシーンを選択できます。それぞれ切り替えると全体のトーンが変わり、適した色味で撮れるようです。ただ光の多い場所では、「逆光」と認識されてしまいました。光量を抑えられている部分と、反対に明るくなりすぎている部分が混在する結果に。光の多い夜景撮影は不向きかもしれません。

シーンを判別。光量が多いと「逆光」に

「逆光」で撮影。画面下部は上手く撮れているものの、上部の看板やライトの明るさは抑えられていない

Photoshop Expressモードで撮影。バランスを取るどころかさらに明るくなってしまった

 インカメラは約3200万画素、F値は2.0。撮影時はパンチホール下にシャッターが切られるまでのカウントダウンが表示されます。ポートレートモードで撮影できます。

インカメラ下に表示されるのでカメラ目線で撮れる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事