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オフラインデータもまとめて分析可能

シンカー、AIがカスタマージャーニーを自動で分析する「CASTORY」

2020年09月29日 17時00分更新

AIがカスタマージャーニーを自動で分析する「CASTORY(キャストリー)」

 シンカーは9月23日、企業が持っているオンラインデータやオフラインデータを統合し、AIがカスタマージャーニー分析を自動で行ない、ユーザー行動上の問題点と改善インパクトを可視化する「CASTORY(キャストリー)」の提供を開始した。月額費用は5万円から。

高度なスキルや経験、そして多大な工数が必要な顧客の行動分析をAIで自動化

 CASTORYは、オンライン・オフラインにおける顧客の行動データを統合し、まとめて分析が可能。行動傾向が類似する顧客を自動で分類し、行動上の問題点と改善インパクトを自動で分析し、顧客の一連の行動と分析結果を合わせてカスタマージャーニーとして可視化できる。分析結果に基づき、カスタマージャーニー上の重要な接点と行動を特定することで、顧客への最適なコミュニケーションをとることが可能としている。

顧客の一連の行動と分析結果を合わせてカスタマージャーニーとして可視化

 同社は、本サービスに使用されたAI技術について特許を取得済み。ユーザーを行動データから定量的にクラスターに分類し、各クラスターにおける代表的な行動の流れをカスタマージャーニーとして可視化するためのAI技術であり、属人的に膨大な工数や事業理解・顧客理解のビジネス力が必要だったものを自動で分析・可視化することが可能という。

 今後は、CASTORYを活用したコンサルティングサービスの拡充、施策管理・効果検証などの機能開発、、データ連携機能の拡充、CDPベンダーとの連携などを手掛けていく予定としている。

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