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ZOWIEより手頃で144Hz、HDRi、IPSなど機能も充実

BenQがTGS 2020でゲーミングディスプレー新ブランド「MOBIUZ」の魅力を紹介

2020年09月25日 19時10分更新

ベンキュージャパンのゲーミングディスプレーの新ブランド「MOBIUZ(モビウス)」について紹介

 ベンキュージャパンは9月25日、東京ゲームショウ2020の公式番組で発表会を開催し、ゲーミングディスプレーの新ブランド「MOBIUZ(モビウス)」について紹介した。

 同社のゲーミング向けディスプレーといえば、「ZOWIE」があるが、こちらはプロシーンにも通用するハイエンド向けゲーミングディスプレーとなっている。今回発表されたMOBIUZは、ゲーマーに焦点を当てた、エンターテインメント寄りのブランドで、性能と価格のバランスがいいモデルになっているのが特徴だ。24.5型の「EX2510」、27型の「EX2710」をラインアップしている。価格は、EX2510が3万3000円前後(税別)、EX2710が3万6000円前後(税別)。

MOBIUZのロゴのカラーはオレンジ。躍動感などを表現しているとのこと

 番組では、ベンキュージャパン 代表執行役社長男の菊池 正志氏、プロダクトマネージャーのicy.趙氏が登場し、MOBIUZの魅力について紹介した。

ベンキュージャパン 代表執行役社長男の菊池 正志氏

プロダクトマネージャーのicy.趙氏

IPSパネルで144Hz、同社がチューニングしたHDRiも楽しめる

MOBIUZの概要

MOBIUZはZOWIEと比べるとエンターテインメントに寄ったブランド

 MOBIUZはリフレッシュレート144Hz、応答速度GtoG 2ms/MPRT 1msのIPSパネルを採用。加えて、通常のHDRに同社独自の色自動調節機能「ブライトネスインテリジェンスプラス」(B.I.+)を融合した技術「HDRi」を採用。従来のHDRより明瞭さ、ディテール、色の鮮やかさを強化しているという。

主な特徴

HDRiを採用

HDRiの特徴

HDRiの特徴

 そのほか、サウンド技術「treVolo」も搭載。これにより、スピーカーのデジタルシグナルプロセッサチップ(DSP)が、低ビットレートの録音や高レベルの圧縮によって損失したデータを検出し、失われた音源データを還元することで、オーディオスペクトルのより高い音質を改善するとしている。また、大きな表面積を持つ長いコーンや、スピーカーと大きく異なるデュアルボイスコイルとデュアルマグネット構造を採用することで、スピーカーの反応を速くし、力強いサウンドと自然な音を実現。アルミニウム合金コーンとポートの設定により、低音域を拡大し、小さなスペースでも高品質な低音も実現している。

サウンド技術「treVolo」。ベンキューはアメリカではスピーカーも製造・販売しており、その技術を踏襲しているとのこと

treVoloの特徴

treVoloの特徴

3つのサウンドモードが選べる

 ゲーム向け機能としては、画面の明暗を-10から10までの20レベルで変更可能な「Light Tuner」、索敵がしやすくなるという「Color Vibarance」、暗いシーンでの視認性を高める「Black eQualizer」、「Eye-Care」などを搭載する。

ゲーム向けの主な特徴

GtoGとMPRTの違い

Light Tuner

EX2510を紹介する動画も流れた

Absolute JUPITERのLaz選手からコメントが届いた

crow選手からも

ZOWIEブランドの新製品「XL」シリーズ最新モデルもチラっとお披露目

ZOWIEブランドの新製品「XL」シリーズ最新モデルも少し発表

 最後に、ZOWIEブランドの新製品「XL」シリーズ最新モデルの「XL2546K」「XL2411K」についても日本発売を予定していることが発表された。こちらの詳細は10月8日に発表&予約開始予定だ。

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