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会議や教育の現場などのリアルなコミュニケーションを効率化するパナソニック「PressIT」

2020年09月16日 13時00分更新

 パナソニックは9月15日、ワイヤレスプレゼンテーションシステム「PressIT」を発表した。

 PressITはパソコンやモバイル機器(iOS、Android)の画面を液晶ディスプレーやプロジェクターなどにワイヤレス転送するプレゼンテーションなどに利用する機器。子機はHDMIやUSBでPCやスマホに接続、最大4人分の画面を同時に表示できるなど各種モードを備える。

 設置しやすいコンパクトな機器、最大1080/60pの滑らかな動画再生が可能などの特徴を持つほか、HDMI接続であればドライバーが不要、会社のネットワークを経由しないなどセキュリティーポリシーが高い状況でも利用しやすい。基本セット(受信機×1、HDMI送信機×2、ケース)やHDMI送信機単体などは10月発売、USB送信機は2021年2月の発売、受信機単体での発売は2021年4月の発売予定。価格はオープンプライス。

 パナソニックでは、企業の会議といったプレゼンテーション用途とともに教育の現場におけるフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーション活性化をサポートするシステムとしても捉えているという。リモートワークが進むなかでオフィスにおける会議は重要となり、さらに学校では「GIGAスクール構想」が進んで授業の効率化がで進んでいる。

発表会にて。左から青山直樹氏(パナソニック コネクティッドソリューションズ社 メディアエンターテインメント事業部 ビジュアル国内マーケティング部 部長)/貴志俊法氏(パナソニック コネクティッドソリューションズ社 メディアエンターテインメント事業部 事業部長)/森猛氏(パナソニック コネクティッドソリューションズ社 メディアエンターテインメント事業部 ビジュアル技術部 ビジュアル技術七課 課長)

 同社ではビデオ会議システム「HDコム」シリーズにより2011年に市場参入してからウェブ会議などの製品展開を進めており、リモートワーク普及でオフィスのあり方が変革するなかで、PressITを始めとした同社製品でコミュニケーションにおける情報共有の効率化を進めるという。

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