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パナソニックの主力カーナビ「ストラーダ」に業界初の有機EL搭載機!

2020年09月03日 15時00分更新

パナのカーナビ「ストラーダ」に
有機EL+BDドライブモデルが新登場

 パナソニック オートモーティブからSDカーナビステーション「ストラーダ」シリーズの最新モデルが発表された。ハイエンドでは業界初なる有機ELパネルを搭載したモデルも登場。10インチの大型ディスプレーで地図が見やすいだけでなく、動画コンテンツなども高品質で楽しめる。

有機ELパネル+BDドライブの「CN-F1X10BLD」

有機ELパネル+DVDドライブの「CN-F1X10LD」

液晶パネル+DVDドライブの「CN-F1D9VD」

 ハイエンドのFシリーズは「CN-F1X10BLD」と「CN-F1X10LD」、「CN-F1D9VD」の3モデルが発表され、最上位モデルの「CN-F1X10BLD」は10インチ(1280×720ドット)の有機ELパネルを搭載し、光学ドライブはBDドライブとなっている。「CN-F1X10LD」はディスプレーのスペックは「CN-F1X10BLD」と同じだが、光学ドライブがDVDドライブを搭載。「CN-F1D9VD」は9インチ(800×480ドット)の液晶ディスプレーで、DVDドライブを採用している。

テスト車両に搭載された「CN-F1X10BLD」

ディスプレー上部に操作用の物理ボタンを配置

 いずれのモデルも、ナビゲーションユニット取り付け部分よりも大きなディスプレーを装着するフローティング方式を採用。前後は-20~60度まで、左右はそれぞれ15度まで角度調整が可能。ちなみに光学ドライブやSDカードスロットがあるナビゲーションユニットにアクセスする場合は、手でディスプレーを手前に倒すようになっている。

フローティングディスプレーで10インチと大型化を実現

手前には60度まで可倒し、光学ドライブなどにアクセスできる

 上位モデルの「CN-F1X10BLD」と「CN-F1X10LD」は有機ELパネルを採用することにより、画質の向上はもちろん、ディスプレーユニットの大幅な薄型化と軽量化を実現。さらに独自のハニカム構造を設けることで、振動を防いでいる。また装着可能な車種は、新車と既販売車あわせて、430車種以上で業界でも最多だという。

上が最新モデルの「CN-F1X10BLD」で下が昨年のモデル。ディスプレーの厚さが違うのがわかる

同じく上が最新モデルの「CN-F1X10BLD」で下が昨年のモデル。発色の良さや黒の表現など上の最新モデルが秀でている

 「CN-F1X10BLD」と「CN-F1X10LD」はHDMI入力端子も用意されており、AmazonのFire TV Stickにも対応。活用するにはFire TV Stickがインターネット回線に接続している必要はあるが、動画や音楽のストリーミングサービスが車内でも楽しめるようになる。

HDMI入力も用意されており、スマートフォンなどからの出力にも対応

 別売の専用オプションとして用意されている前後2カメラドライブレコーダー「CA-DR03HTD」、リアビューカメラ「CY-RC500HD」と組み合わせることで、高画質な映像を表示可能。特に「CN-F1X10BLD」と「CN-F1X10LD」はHD画質で映像表示ができるので、バック時の後方視界などもクリアになっている。

別売のドライブレコーダーユニット

助手席足下にセットされていた、ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」

 ドライブレコーダーで録画したデータは、カーナビ本体で再生可能。前後それぞれのアングルだけでなく、前後同時再生にも対応。さらに地図を表示して、その録画がどこを走っている時の映像かがひとめでわかるようになっている。

ドライブレコーダーで録画していた前方と後方の動画と、走行地点を同時にチェックできる

 発売は3モデルとも10月中旬で、予想実売価格は「CN-F1X10BLD」が21万円前後、「CN-F1X10LD」が19万円前後、「CN-F1D9VD」が12万円前後となっている。

 7インチ(800×480ドット)の液晶ディスプレーを搭載したスタンダードモデルもあらたに登場。パネルサイズが200mmワイドの「CN-RA07WD(特定販路はCN-RE07WD)」と180mmの「CN-RA07D(特定販路CN-RE07D)」がラインアップされており、発売時期は10月上旬。予想実売価格は「CN-RA07WD」が9万円前後、「CN-RA07D」が8万円前後となっている。

パネルサイズ200mmワイドの「CN-RA07WD」

パネルサイズ180mmの「CN-RA07D」

 こちらもハイエンドモデル同様、専用の前後2カメラドライブレコーダー「CA-DR03TD」に対応しており、前方と後方あわせた走行中の動画撮影が可能となっている。

 また、タッチ&トライにも参加してきたので、その様子を動画でレポートしたので、ご覧いただきたい。

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