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ヤマハ、遠隔会議用ワンストップサウンドソリューション「ADECIA」

2020年09月02日 17時10分更新

 ヤマハは9月2日、中規模会議室に高品位で快適な遠隔コミュニケーション空間を簡単に導入できる遠隔会議用サウンドソリューション「ADECIA(アデシア)」を発表。2021年1月に発売する。

 新型コロナウイルスの影響によってテレビ会議やウェブ会議などの遠隔会議の需要を高まりを受け、会議参加者同士が適切な距離を保つための柔軟なレイアウト変更や、会議の準備から利用までの間に会議室設備に触れる回数を減少させる工夫、参加人数や目的に応じた会議室の効率的な運用、残響が多く遠隔会議に向かなかった会議室への快適な音空間の導入が求められている。

 ADECIAは、同社が長年培ってきた音を原点とする音声処理技術とネットワーク市場における経験を駆使し、市場の要望に応えながら新開発したシーリングアレイマイクロホン「RM-CG」と専用プロセッサー「RM-CR」を中心としたシステム。Dante/PoE対応ラインアレイスピーカー「VXL1-16P」とPoE給電対応のネットワークスイッチ「SWRシリーズ」を組み合わせ、遠隔コミュニケーションのワンストップサウンドソリューションを実現して多様な遠隔会議スタイルをサポート。

 価格は、RM-CRが26万4000円、RM-CGが66万円。関連オプションとしてテーブルマウントキットなどが用意される。

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