GUI操作でPDFに署名できる

電子署名モジュール「MistyGuard＜SignedPDF＞」のクラウド版が発売

　三菱電機インフォメーションシステムズ（以下、MDIS）は8月31日、電子署名ソリューションの新サービス「MistyGuard＜クラウド電子署名サービス＞」を発売した。

　2002年からMDISが販売している電子署名モジュール「MistyGuard＜SignedPDF＞」のクラウドサービス版。紙への捺印に代わる電子署名が注目されている昨今、クラウドサービスとすることで業務のペーパーレス化を実現したいユーザーがMistyGuardをより簡易に利用できるようになり、捺印のために出社といった課題を解決するとしている。

　MistyGuard＜SignedPDF＞シリーズは、PDF形式の電子文書に電子署名を施すことで、改ざん検知や署名した本人の確認が可能な電子署名モジュール。発売以来、官公庁や一般企業などに多数導入されているという。

利用手順

　今回発売クラウドサービス版は、GUI操作によりPDF化されたドキュメントにリモートで署名できるもの。サーバー機器やシステム導入作業、クライアントPCへのソフトウェアインストールの必要がなく、システム環境維持も不要だ。

画面イメージ

　三菱電機のセキュリティー基準に準拠するグループクラウド基盤に電子署名機能を実装することで、なりすましや情報の改ざん検知も可能とした。

　利用料金は年額39万6000円（100ユーザー）。今後は、署名ファイルの保管・閲覧機能、スマホへの対応、タイムスタンプおよび長期署名対応、ExcelやWordなどOfficeファイルの自動PDF化、個別書式フォーマットや連続署名への対応をリリース予定とのこと。

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