ハイエンド構成の自作PCにも耐えられる
高耐久性と冷却性能が魅力
メモリースロットは4本で、両ラッチ式のスロットを採用。対応メモリー容量は最大128GB(32GB×4、デュアルチャンネル)で、定格ではDDR4-3200、OC設定ではDDR4-4000までの動作クロックをサポートしている。
ストレージはSATA 3.0(6Gbps)ポート×4のほか、2つのM.2スロットを備える(どちらもM.2 22110まで対応)。ただし、PCI Express 4.0 x4接続で使用できるのはCPU直結の上段スロットのみで、チップセット側に接続される下段スロットは最大でもPCIe 3.0 x4接続となる点には注意が必要だろう。これはB550チップセットの仕様なので致し方ない。なお、どちらのスロットもSATA接続には対応する。よりSSDの発熱が高くなると考えられる上段スロットには、金属製ヒートシンク「Thermal Guard」を装備しており、熱対策は万全だ。
拡張スロットはPCIe 4.0x16スロット×1、PCIe 3.0x16スロット(PCIe 3.0x2駆動)×1、PCIe 3.0x16スロット(PCIe 3.0x1駆動)×1、PCIe 3.0x1スロット×1の計4本。こちらもPCIe 4.0接続に対応するのは最上段のスロットのみで、金属補強とともにアンカーポイントを増やした「Ultra Durable PCIe Armor」仕様となっている。基本的には最上段にビデオカードを装着し、それ以外の拡張デバイスはその他のスロットに装着していく運用になるだろう。
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