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NZXTの「レインボーシックス シージ」コラボケース採用PCが買えるのはSEVENだけ!!

2020年08月25日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集● ASCII
提供: セブンアールジャパン

――BTOメニューについて、H510 Siege採用モデルから、スペックを落として価格を下げることは可能ですか?

西川氏:はい、できます。たとえば、OSなしを選択していただくと、その分価格は下がりますし、そのほかにもCPUやビデオカードのスペックを下げることもできるようになっています。H510 Siege採用モデルがどうしても欲しいけど、価格をネックに感じるお客様がいらっしゃるのであれば、BTOメニューでスペックダウンも試してもらえるとよろしいかと思います。なお、H510 Siege採用モデルでは、ケースの変更はできません。逆に、ほかのモデルからH510 Siegeを選択することもできないです。

――Ryzenの下のモデルだけ、ビデオカードがRTX 2070 SUPERではなく、RTX 2060 SUPERになっている理由はなんでしょうか?

西川氏:ケース自体がそこそこの価格ですので、見合ったグレードのパーツで構成を企画しました。そこで、今回のH510 Siege採用モデルは比較的ハイエンドのパーツで揃えているのですが、Ryzenの下のモデルだけは、価格のバランスを考慮してRTX 2060 SUPERになっています。ですが、RTX 2060 SUPERでもR6Sは快適にプレイできるのではないでしょうか。

 もちろん、こちらのモデルでもBTOメニューでビデオカードを変更可能なので、より高性能なカードが欲しい場合は変えていただければと思います。また、当初はRyzenの下のモデルはRyzen 7 3700Xを採用しようと考えていたのですが、先ほどの理由からRyzen 7 3800XTに変更しています。

――外付けの光学ドライブが付属するあたりは御社らしさを感じます。

西川氏:弊社のゲーミング向けPCにおいて、光学ドライブをご希望されるお客様は比較的多いです。OSの再インストールや古いゲームのインストール、さらにDVDの鑑賞などで光学ドライブを利用されているようです。そこで、H510 Siege採用モデルでも外付けという形ですが、DVDドライブを標準で付属しています。なお、この光学ドライブはBTOで“無し”も選択できますので、必要がない方は変更していただければと思います。

ゲーミング向けPCでも光学ドライブの需要は依然として高いと話す西川氏

中村氏:NZXTには、日本市場ではまだまだ光学ドライブの需要があることを説明しているのですが、なかなか受け入れられてもらえないです。NZXTは、先ほどもご説明したとおり開発にはゲーマーが多く、SteamやUBI Storeでゲームをインストールするのにどうして光学ドライブが必要なのかと不思議がられます。

 実のところ、NZXTはケースにかなりの機能を盛り込む方向性がありまして、今回のH510 Siegeは3万5000円前後の価格なのですが、止めないと機能を盛り込み過ぎて4万円、5万円と価格がどんどん膨らんでしまいます。フロントパネルの「6」のロゴはLEDで光る仕様になっていて、このあたりもかなり作り込まれている部分です。

――LEDの色は変更できるのですか?

中村氏:白色のみです。背面のプッシュスイッチでLEDのオン/オフができるようになっています。暗がりのLANパーティーやR6Sの大会にこのケースのPCを持ち込み、会場で「6」ロゴLEDを点けたら確実に目立ちます。

フロントパネルのロゴを点灯させたところ。白色のみだが、比較的明るめだ

背面の様子。PS/2端子の右上にあるプッシュスイッチで、フロントパネルのLEDのON/OFFを切り替えられる

――付属品もかなりユニークですね。

中村氏:ゲーム内に登場する爆薬をモチーフにした、マグネット固定式のヘッドホンハンガー「PUCK」が付属します。CRFTシリーズではPUBGの時にフライパン型のPUCKを発売し好評を得ています。今回は単品発売がありませんので、非常にレアな商品です。そのほか、吸盤で留めるチャームも付属するのですが、こちらも「6」のロゴをデザインしています。

 さらに、先着で数量限定のオリジナルデザインのタオルも付属します。こちらは、NZXTからユービーアイソフトさんにお願いして用意していただいたノベルティーとなります。もちろん、パソコンショップSEVENさんのBTO PCにも付属します。

ゲーム内の爆薬をデザインしたヘッドホンハンガー。マグネットでサイドパネルやフロントパネルに固定可能だ

6のロゴをデザインしたチャーム。こちらは吸盤で固定する

写真中央の中村氏の前に置かれたオレンジのタオルが、数量限定で付属するオリジナルデザインタオルだ

――今後、こういったゲームメーカー公認のパーツを採用したモデルも増やしていく予定ですか?

中嶋氏:今回のH510 Siege採用モデルは、ただのゲーミング向けPCというだけではなく、ゲーム内アイテムがデザインされたPCということで、弊社のラインアップにおいて新しいジャンルになるのかなと思っています。これも、NZXTさんや代理店のタイムリーさんのご協力の元に実現した話で、弊社としては感謝しかありません。今後もNZXTさんとこのような取り組みをさせていただければと思います。

今回のように、ゲームメーカーの公認を受けたパーツを採用したモデルを、今後も手掛けていきたいと語る中嶋氏

――ちなみにH510 Siegeの日本での発売台数は少なめなのですか?

中村氏:はい。ユービーアイソフトさんの世界展開の中で、欧米市場が強く、そちらへの割り当てがどうしても多くなってしまいました。ちなみに、増産についてはユービーアイソフトさんの許可が降りないため、このH510 Siegeは、正真正銘500台の限定生産モデルになっています。なお、H510 Siegeでは、1台ずつナンバリングされておりまして、その旨のプレートがケース内部に貼付されています。日本市場でどのナンバーが発売されるかまでは把握できていないのですが、全世界で500台しかないプレミア感が、このナンバリングでより一層増すと思います。

中嶋氏:今回のH510 Siege採用モデルは、申し訳ないのですが、1人1台までの販売にさせていただきます。PCの販売で1人1台までという文言は多少変かもしれませんが、1人でも多くのR6Sファンにご購入いただきたいと思い、このような形になりました。中村さんもおっしゃっていますように、限定生産モデルになっていますので、ご購入の検討をされているお客様は早いほうがいいと思います。

今回用意していただいたマシンに貼付されていたプレート。シリアルナンバーは40/500になっていた

 H510 Siegeは、中嶋氏が語るとおり、ケースに施されたペイントが素晴らしい。今回の取材には、編集部で自他ともに認めるR6Sファンの八尋氏が同行したのだが、その八尋氏も実物を見てうなるほどの出来だ。まさにゲームとまったく同じデザインで、R6Sファンにとっては垂涎ものの1品であることは間違いない。

 R6SのプレイヤーやこれからR6Sをプレイしたいと考えるユーザーであれば、このH510 Siege採用モデルはかなり魅力的な製品だ。セブンアールによると8月25日から発売を開始するとのことなので、購入したいのであれば急いだほうがよいだろう。

両サイドパネルのデザインは、R6Sファンの八尋氏も感心の出来。ゲームとまったく同じデザインである点を熱く語る場面も……

思わず持ち帰りそうになった八尋氏。取材中、ずっと欲しい欲しいを連発していた

なお、パッケージもR6Sをデザインしたオリジナル仕様。このパッケージだけでも欲しいと思う人もいるのではないだろうか

(提供:セブンアールジャパン)

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