洗車からコーティング剤仕上げまで30分程度
まずはシュアラスターの長靴に履き替えます。筆者は普段、29cmのスニーカーを履いているのですが、この長靴は割とゆったりした作りなのか、履くことができました。なにより軽くて動きやすいのが美点です。柔らかい素材ですから、屈むことが多い時でも足首が痛くありません。これはとてもイイです!
車両を上から下へと水をかけて、おおまかな汚れを落としていきます。続いてバケツにキャップ1杯分のカーシャンプー1000を入れて、最初はシャワーヘッドをストレートに切り替えて泡を作っていきます。これをシャワー状態で行なうと、泡立ちが悪くなります。ある程度泡ができ上がったら、シャワー側に切り替えれば、細かな泡の完成です。この泡部分をボディーに置く要領で洗車をします。この時、ゴシゴシするとボディーに細かな傷がつきますのでご注意を。この泡に汚れが包まれて、自然に落ちていくわけです。
汚れがひどい場合は、ボディー全体を泡だらけにしてから、いったん水で流し、さらにもう1回泡を作って、今度は泡でボディー表面をなでるようにしながら洗車しています。
満遍なく水を流したら、そのままゼロウォーターをボディー全体に振りかけていきます。もちろん、ヘッドライトなどのクリアパーツに吹き付けても影響はありませんが、ガラス部分に施工すると撥水するので疎水が好きな方は行なわない方がよいでしょう。あとはふき取るだけ。ワックスのような艶とは異なる、パリッとした艶が簡単に手に入ります。こうして洗車は完了。筆者の場合、クルマが小さいこともあってシャンプー2回含めても30分もかかりません。
「洗車してもそんなに濡れない」と思われるでしょうけれど、意外や濡れるものです。長靴は衣服をバッチリ守ってくれました。あとはクルっと折りたたんでバッグにポン。家に着いたら干しておきましょう。
洗車後は大抵雨が降る、というのはよくあること。洗車直後に小雨が降ってきました。早速ボディーをチェックすると、見事に綺麗なコロコロの水玉がいっぱい。走行すれば水玉は風で飛んでいき、停車直後はレーシングカーで空力を可視化するためにボディーに塗料を塗る「フロービズ」(フロービジュアルペイント)のように、水滴が前から後ろへと流れていく様子が見えます。これが結構楽しかったりします。
個人的には、長靴を含めて「バケツ1個」で洗車道具がまるっと収まるのはとても素敵。筆者は2~3回程度、雨に濡れただけで「洗車するか……」という気分になりますので、最近はクルマの中には、仕事道具と共に洗車道具を積載。仕事帰りはもちろん、仕事前に洗車場に行く日が続いています。いい道具でクルマを洗うと気分転換になりますよ!
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