Save Medicalと大日本住友製薬は8月4日、2型糖尿病を対象とした糖尿病管理指導用モバイルアプリの共同開発契約を締結。国内治験を開始すると発表した。
医師の指導下で利用され、患者の自己管理をサポートすることにより患者の行動変容を促し、臨床的指標の改善を目指すアプリ。このようなソフトウェアを利用したエビデンスに基づく患者への治療的介入は、デジタル治療(Digital Therapeutics:DTx)として国内外で注目を集めている。今回の治験では2型糖尿病を対象に、アプリの有効性および安全性を評価することを目的としている。
Save Medicalでは、共同開発契約を通じてアプリの開発をさらに加速させ、エビデンスに基づくDTx の社会実装を目指す。大日本住友製薬では、糖尿病領域を国内重点領域のひとつに位置付けており、作用の異なる複数の2型糖尿病治療薬を開発・販売。今回の共同開発費用の一部を負担するとともに医薬品開発で培った知識と経験を活かしてSave Medicalをサポート。
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