最新パーツ性能チェック

第305回

動画エンコードや軽めなゲームの性能は？Renoirこと「Ryzen PRO 4000Gシリーズ」3モデルを追加検証

内蔵GPUのパフォーマンスを実ゲームでチェックする

　Ryzen PRO 4000Gシリーズの内蔵GPUはInfinity Fabricとの接続等が改良されたり、GPUのクロックやメモリークロックが引き上げられたことで、少ないCU数でも高い描画性能を確保できている。ここで改めて「3DMark」の結果を見てみよう。前回はFire Strikeの結果のみをお見せしたが、今回は「Time Spy」「Night Raid」の結果も合わせて紹介する。

「3DMark」Fire Strikeのスコアー。Ryzen 7 PRO 4750Gは個体不良により結果なし

「3DMark」Time Spyのスコアー。Ryzen 7 PRO 4750Gは個体不良により結果なし

「3DMark」Night Raidのスコアー。Ryzen 7 PRO 4750Gは個体不良により結果なし

　Ryzen 7 PRO 4750Gの結果がないのが残念だが、Ryzen PRO 4000Gシリーズに組み込まれたRadeon Graphicsは、Ryzen 3000シリーズに組み合わせたRX 560の4割減の性能であることが読み取れる。Fire Strikeで3000ポイント台、Night Raidで13000〜14000ポイント台なので、PCゲームは動くが描画の軽いゲームに限定される、といったところだろう。