週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

BEAMS COUTUREがデザイン

アイカサ、ジップロックを再利用した傘のシェアリングサービス開始へ

2020年08月03日 14時30分更新

「Ziploc RECYCLE PROGRAM」

 Nature Innovation Group(アイカサ)は7月29日、持続可能な社会の実現に向けて「あたりまえの“まいにち”を、この先も、ずっと。」をテーマにした「AHP Sustainability Project」に参画すると発表。第1弾として、旭化成ホームプロダクツ、テラサイクルジャパン、ビームスと協働し、「Ziploc RECYCLE PROGRAM」を開始する。

本取り組みのフロー

 本プログラムは、使用済みジップロックや廃棄品を回収し、別のプラスチック製品に作り替えることで廃プラスチック問題の解決に貢献する活動。今回、使い捨て傘の廃棄問題に着目し、ジップロックをリサイクルした傘を、アイカサのシステムを利用し傘シェアリングサービスで運用する。

傘のデザイン

傘ロゴ

 旭化成ホームプロダクツを中心とした4者協同のプログラムとなっており、回収とリサイクルをテラサイクルが、傘のデザイン監修をBEAMS COUTUREが、傘シェアリングサービス運用をアイカサが行なう。まずは、生産過程で出る端材や廃棄品を使用したリサイクル傘を制作し、9月より西武池袋線の池袋駅~飯能駅までの26駅を中心に設置する。首都圏のスポットでも、ジップロック傘を設置する予定としている。

 この取り組みでは、ジップロックを回収することでプラスチック素材のリサイクル、その傘を何度もアイカサを通してシェアすることでリユース、結果として多くの人がアイカサを利用し、使い捨て傘が減りリデュースに繋がるという。

西武池袋線の26駅を中心に設置

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります