昨年末、「TCL PLEX」で国内デビューを果たしたTCLブランドのSIMフリースマホ。上位モデルの「TCL 10 Pro」に続いて、2万円台のミドルクラスに「TCL 10 Lite」をリリース(税込2万6800円)。すでに販売を開始している。詳しくはまたレビュー記事を掲載予定だが、今回はまずフォトレポをお届けしよう。
2万円台半ばで4眼カメラや6GBメモリーと強力な性能
ただしライバルが多い価格帯でもある
まずディスプレーは6.53型液晶(19.5:9、1080×2340)。パンチホール式のインカメラで画面占有率は91%となっている。ディスプレーエンジンの搭載で最適化処理やHDR10コンテンツの再生などが売り。実際の表示も素直な印象。
カメラは4眼構成でメインは4800万画素。ここに800万画素の超広角、200万画素のマクロ、200万画素の深度センサーが組み合わせられる。AIカメラも搭載するほか、画角の変更もカメラアプリからワンタップで可能と操作性も悪くない。
CPUはSnapdragon 665とこのクラスでは採用例が多いもので、一般的な利用には不満は生じない。UIのTCL UIではドロワーの表示も可能であるほか、使い勝手には違和感がなく、強い独自性というより、こちらも素直に使える印象。また、この価格でありながら、6GBメモリーや128GBストレージを搭載。バッテリー容量は4000mAhで、生体認証は背面の指紋センサーに加えて、顔認証にも対応。側面の「スマートキー」は任意のアプリ起動や機能の割り当てなど、ユーザーによるカスタマイズが可能だ。
若干残念なのはSIMフリースマホでありながら、シングルSIM仕様である点(nanoSIM)。SIMは国内3キャリアのネットワークに対応。無線LANが5GHz帯にも対応しているのはプラスだろう。
デザイン面では、ホログラフィック加工で光沢感を表現したタイプ。背面のカメラや指紋センサーはシンメトリーな配置になっているのも特徴。カラバリはアークティックホワイトとマリアナブルーの2色が用意されている。
「TCL 10 Lite」の主なスペック | |
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メーカー | TCL Communication |
ディスプレー | 6.53型液晶(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
サイズ | 75.6×162.2×8.4mm |
重量 | 180g |
CPU | Snapdragon 665 (2GHz+1.8GHz、オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSD(最大256GB) |
OS | Android 10 |
対応バンド | LTE:1/3/8/18/19/26 W-CDMA:1/6/8/9/19 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz帯対応) |
カメラ | アウト:4800万画素 +800万画素(超広角) +200万画素(マクロ) +200万画素(深度センサー) /イン:1600万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
SIM形状 | nanoSIM |
SIM形状 | アークティックホワイト、マリアナブルー |
発売時期 | 発売中 |
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