週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

4眼カメラで2万6800円、TCLの新ミドル機「TCL 10 Lite」をフォトレポ

2020年08月02日 12時00分更新

 昨年末、「TCL PLEX」で国内デビューを果たしたTCLブランドのSIMフリースマホ。上位モデルの「TCL 10 Pro」に続いて、2万円台のミドルクラスに「TCL 10 Lite」をリリース(税込2万6800円)。すでに販売を開始している。詳しくはまたレビュー記事を掲載予定だが、今回はまずフォトレポをお届けしよう。

左が「TCL 10 Lite」で、右が「TCL 10 Pro」

2万円台半ばで4眼カメラや6GBメモリーと強力な性能
ただしライバルが多い価格帯でもある

 まずディスプレーは6.53型液晶(19.5:9、1080×2340)。パンチホール式のインカメラで画面占有率は91%となっている。ディスプレーエンジンの搭載で最適化処理やHDR10コンテンツの再生などが売り。実際の表示も素直な印象。

パンチホール式のカメラを搭載する

付属品一覧。ケースも付いてくる

 カメラは4眼構成でメインは4800万画素。ここに800万画素の超広角、200万画素のマクロ、200万画素の深度センサーが組み合わせられる。AIカメラも搭載するほか、画角の変更もカメラアプリからワンタップで可能と操作性も悪くない。

4眼構成になったカメラ部

本体下部

上部にはイヤホン端子も

左側面にはカスタマイズ可能な「スマートキー」が

 CPUはSnapdragon 665とこのクラスでは採用例が多いもので、一般的な利用には不満は生じない。UIのTCL UIではドロワーの表示も可能であるほか、使い勝手には違和感がなく、強い独自性というより、こちらも素直に使える印象。また、この価格でありながら、6GBメモリーや128GBストレージを搭載。バッテリー容量は4000mAhで、生体認証は背面の指紋センサーに加えて、顔認証にも対応。側面の「スマートキー」は任意のアプリ起動や機能の割り当てなど、ユーザーによるカスタマイズが可能だ。

Snapdragon 665搭載ということで、性能的にはまずまずといったレベルではあるが、普段使いで特に不満はないはず

TCL UIではドロワーの表示も可能

本機の売りである「NXTVISION」と名付けられたディスプレーの最適化機能や独自キーのカスタマイズ画面

 若干残念なのはSIMフリースマホでありながら、シングルSIM仕様である点(nanoSIM)。SIMは国内3キャリアのネットワークに対応。無線LANが5GHz帯にも対応しているのはプラスだろう。

シングルSIMだがmicroSDの追加は可能

 デザイン面では、ホログラフィック加工で光沢感を表現したタイプ。背面のカメラや指紋センサーはシンメトリーな配置になっているのも特徴。カラバリはアークティックホワイトとマリアナブルーの2色が用意されている。

FOXでは、スポーツブランド「FILA」やファッションブランド「LANVIN」とコラボしたケースも販売している

カラバリは2色が用意されている

「TCL 10 Lite」の主なスペック
メーカー TCL Communication
ディスプレー 6.53型液晶(19.5:9)
画面解像度 1080×2340
サイズ 75.6×162.2×8.4mm
重量 180g
CPU Snapdragon 665
(2GHz+1.8GHz、オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ microSD(最大256GB)
OS Android 10
対応バンド LTE:1/3/8/18/19/26
W-CDMA:1/6/8/9/19
4バンドGSM
無線LAN IEEE802.11ac(2.4/5GHz帯対応)
カメラ アウト:4800万画素
+800万画素(超広角)
+200万画素(マクロ)
+200万画素(深度センサー)
/イン:1600万画素
バッテリー容量 4000mAh
生体認証 ○(指紋、顔)
USB端子 Type-C
SIM形状 nanoSIM
SIM形状 アークティックホワイト、マリアナブルー
発売時期 発売中
 

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります