Chatworkは7月30日、同社が提供するビジネスチャット「Chatwork」と、ウェブ会議サービス「Zoom」が連携したと発表した。
Zoomは、新型コロナウイルス感染症対策で高まるテレワーク需要により急速に利用者を伸ばしている。Chatworkの利用者もZoomでウェブ会議を利用する機会が増加しているが、Chatwork利用者がZoomを使う際に、ChatworkとZoomの両方を起動させる必要があるため、Zoomを利用するまでに手間がかかっていたという。
同社は、今回のZoomとの連携により、Chatwork利用者がより簡単にZoomを使えるよう、Zoomミーティングの招待リンクをChatwork上で発行できるようにした。招待リンクは、セキュリティーを考慮して、パスワードも合わせて発行する仕様にしている。また、Chatworkを介して発行する招待リンクはZoomの「待機室」機能を最初から有効にしているため、後からセキュリティー設定をしなくても、より簡単、安全な環境でChatworkからZoomを利用できるとしている。
Zoomミーティングを開始できるのは、PCのデスクトップ版アプリおよびブラウザー版からのみ。モバイル版アプリからZoomを利用する場合は、Zoomのアプリをダウンロードし、共有された招待リンクからZoomミーティングに参加することが可能。Zoomミーティングのスケジュール機能は今回の連携の対象外となる。
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