オッポジャパンは21日、新製品&新CMのオンライン発表会を開催。ソフトバンクから発売される「OPPO Reno3 5G」、auから登場の「OPPO Find X2 Pro」という2機種のキャリアモデルの紹介に加え、完全ワイヤレスイヤホン2モデルとスマートウォッチ1モデルを発表した。
主要キャリアによって5Gスマホが採用されるなど
日本の市場での好調をあらためてアピール
発表会の冒頭には、同社取締役の河野謙三氏が登壇。河野氏は「2018年に日本市場参入以降、2年半で日本での信頼獲得のために取り組んできた成果として『5G スマートフォンの大手通信事業者(キャリア)での販売』と『SIMフリー市場での支持の獲得』ができた」と国内参入以来の順調さをアピールしていた。
加えて河野氏は、現在約80%であるお客様満足度について、「心地よさ」をキーワードに「体験の心地よさを重視した商品設計」「体験の心地よさを拡張させる商品展開」「体験の心地よさを訴求するコミュニケーション」の3つで「100%を目指す」と語った。
スマートフォンの新モデルとして紹介されたのはソフトバンク「OPPO Reno3 5G」とau「OPPO Find X2 Pro」。すでにそれぞれのキャリアから製品発売についての発表はされているが、あらためて製品説明として、auからはKDDI執行役員 松田浩路氏、ソフトバンク常務執行役員 菅野圭吾氏が登壇。それぞれの端末について紹介した。
またオッポジャパンのプロダクトマネージャー 中川裕也氏からも製品について解説が行なわれ、「OPPO Find X2 Pro」は10億色の再現や120Hzのリフレッシュレートなど有機ELパネルの高品質さに言及。
一方の「OPPO Reno3 5G」については、薄くて軽いながらも大画面のディスプレーを採用し、さらにカメラ性能では、光学手ぶれ補正を備えるなど、低価格モデルながらハイクオリティーな動画撮影も可能となっている点を特徴として挙げていた。
IoT機器のジャンルにも進出
今回登場したのはワイヤレスイヤホンとスマートウォッチ
今回の発表会で新製品として紹介されたのは、左右独立型のワイヤレスイヤホン「OPPO Enco W51」「OPPO Enco W11」、そしてスマートウォッチ「OPPO Watch」という3製品。IoT関連の新製品を日本市場に投入する狙いとして、河野氏は「STAY HOMEにおけるコンテンツ視聴ニーズの高まり」「健康管理ニーズの高まり」の2点を挙げている。
ワイヤレスイヤホンの「OPPO Encoシリーズ」の特徴としては、「各種スマホと瞬時に同期」「優れた遮音性と音質」「防水・防塵」「急速充電」の4つ。「OPPO Enco W51」は、フィードフォワード(FF)制御とフィードバック(FB)制御を備えたハイブリッドノイズキャンセリング機能を搭載。最大35dBのパワフルなノイズキャンセリング能力となっている。
「OPPO Enco W11」は口径8mmの振動板を採用。6000円を切る価格ながらパワフルな低音域のサウンド再生が期待できる。また通話時のノイズキャンセリング機能も装備しており、オンライン会議などの用途にも最適とのこと。
価格は「OPPO Enco W51」が1万5800円で、「OPPO Enco W11」は5800円。8月上旬の発売予定となっている。
一方の「OPPO Watch」は、Wear OS by Googleを採用したスマートウォッチ。最近のWear OS by Googleを採用したスマートウォッチは円形のディスプレーを採用したモデルが多いが、「OPPO Watch」は四角いディスプレー(1.6型、320×360ドット)となっている。
プロセッサーはSnapdragon Wear 3100を採用し、内蔵ストレージは8GB。3ATM(3気圧)の防水性能で、水泳などのトレーニング時にも装着して使えるとのこと。通常連続使用時間は24時間で、充電はOPPO独自の充電技術「Watch VOOC フラッシュチャージ」が採用されており、約75分での満充電が可能とされている。
カラー展開はブラック、ピンクゴールド、シルバーミストの3色。さらに別売のストラップはレッドを追加し4色用意されており、組み合わせのバリエーションも楽しめる。
価格は2万5800円で、別売のストラップは5800円。どちらも8月下旬の発売となっている。
また発表会後半では、CMに出演する指原莉乃さんと木梨憲武さんが登場。ライブ配信でOPPOのスマートフォンの魅力などを語っていた。
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