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該当地域にオフィスを構える事業者などが対象

RevComm、九州豪雨の被害を受けた事業者へIP電話「MiiTel」を無償提供

2020年07月17日 19時00分更新

九州豪雨の被害に遭った事業者に音声解析AI電話「MiiTel」を無償提供

 RevCommは7月17日、九州豪雨の被害に遭い、断線や電話機器の水没などで電話環境を失った事業者に対して、音声解析AI電話「MiiTel」(ミーテル)を無償提供すると発表した。期間は9月30日まで。

 対象は、該当地域にオフィスを構える事業者、もしくは、担当者(オペレーター)が該当地域に10名以上いる事業者。九州のほか、令和2年7月豪雨による被災地域の人も対象となる。

 MiiTel無償提供申請フォームより資料を請求し、担当者に「九州豪雨の無償提供について」と伝えることで申込みできる。申込み終了日は9月18日。

 1ユーザーあたり、基本使用料毎月5980円、050電話番号使用料毎月1500円、モバイルアプリ使用料毎月500円を期間中無償で提供する。事務手数料の8.9万円も無料となる。なお、実際の使用に伴う電話料金は請求対応となる。内線通話、050番号宛の通話は通話料は発生しない。

 ミーテルは、音声解析可能なインターネット電話。断線や電話機器の水没などで電話環境がない事業者も、IP電話なのですぐに電話環境を整えられるという。パソコンとインターネット環境のみで利用が可能で、電話回線や電話機器は不要。通常通り電話をする機能に加え、録音や解析、文字起こしが可能。

 電話営業やコールセンター業務における、会話のラリーの回数や、話す量・聞く量、会話のジャンル、声の高低・遅速などをAIで検出し、高精度のフィードバックを行うことで商談獲得率・成約率向上を可能にするシステムとしている。

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