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エプソン、スキャン作業の自動化で経理業務を支援する取り組みを発表

2020年07月14日 19時00分更新

 エプソン販売は7月14日、スキャン作業を自動化することで、経理業務の生産性向上を支援する取り組みを発表した。会計事務所・バックオフィス部門の「コネクテッド・オフィス」化戦略の一環によるもの。

 昨今、人手不足により、会計事務所の生産性向上への対策検討が加速しているという。対策の1つに「スキャナーを活用した紙の電子化(ペーパーレス化)による生産性向上」が挙げられるものの、「スキャン作業自体の手間やその人材確保」が課題となり、取り組みが進まないのが現状とのこと。

 また、「電子帳簿保存法」の要件緩和により、会計・税務関係書類(紙)の電子化(長期保存不要)が見込まれるなかで、会計事務所や経理部門の業務フローのデジタル化が急務になっているとした。

 今回エプソン販売が発表した取り組みでは、読み取りから仕分け・転送をコントロールするドキュメントスキャナーアプリケーション「Document Capture Pro(DCP)Ver.3.0」により、領収書などの証憑類をデータ化して保存。同時に、エプソンの会計アプリケーション「R4シリーズ」用に仕訳データ化するクラウドサービス「Weplat スキャンサービス」にアップロードする。これにより、会計事務所や経理部門の紙の電子化にともなうワークフローをデジタル化し、生産性向上を支援するとしている。

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