2万円台で性能良し! シャオミ「Redmi Note 9S」は格安スマホの新定番は確実!
2020年07月17日 10時00分更新
操作性にクセがないので
初めてシャオミ端末を使う人でも心配無用
プロセッサーはSnapdragon 720G(最大2.3GHz/オクタコア)。メモリーは4GBと6GBのモデルがありますが、筆者が使ったのは6GBモデルです。ストレスを感じることなく操作できていますが、ハイエンドモデルのようにキビキビと反応してくれるわけではなく、カメラの起動がコンマ何秒が遅かったり、タッチ操作のディスプレーの追従性が少し遅れるように感じることはあります。
操作感は、最近使った端末では「OPPO Reno3 A」に近いと感じたので、ベンチマークを比較してみました。なお、OPPO Reno3 AはSnapdragon 655(最大2.0GHz/オクタコア)で、メモリーは6GB、ストレージは128GBというスペックです。
結果は、やはり上位のプロセッサーを搭載するXiaomi Redmi Note 9Sが高いスコアを記録しました。OPPO Reno3 Aは、おサイフケータイや防水・防塵に対応していることもあり、実売価格は3万9800円(税込)となっていますが、Xiaomi Redmi Note 9Sの6GB+64GBモデルは1万円も安いわけです。非常にコスパに優れたスマホと言えます。
OSはAndroid 10をベースとする、シャオミ独自の「MIUI 11」を採用しています。しかし、変わったアプリがプリインされていたり、特殊な独自機能があるわけではなく、癖がなく使いやすいUIという印象です。
5020mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、電池持ちの心配は不要。筆者が1週間使った範囲では、「バッテリーセーバー」を使わずとも、ギリギリ2日は持つ印象でした。
【まとめ】コスパが高く、ロングセラーになる予感
シャオミのXiaomi Redmi Note 9Sは、昨年のSIMフリー市場でいえば、ファーウェイの「HUAWEI P30 lite」、OPPOの「OPPO Reno A」のような存在になると感じています。つまり、かなりのヒットになるのではないかと。
ファーウェイはHUAWEI P30 liteの後継機種として「HUAWEI P40 lite E」を発売しました。2万4800円(税別)という価格ですが、Google Mobile Services(GMS)に対応していないことが弱点です。OPPO Reno Aの後継機種は、本文中でも触れたOPPO Reno3 Aですが、おサイフケータイ対応という大きなメリットがありますが、実売価格は3万9800円(税込)で、Xiaomi Redmi Note 9Sに比べると割高感があります。価格を重視する人は、必然的にXiaomi Redmi Note 9Sに目を向けることになるでしょう。
シャオミは昨年12月に日本市場に参入したばかりなので、買った後のサポート面などで不安はありますが、端末の仕上がりは、ライバル機種と比べても遜色がない印象です。おサイフケータイ不要なら、メイン端末としてもアリだと思いますが、とくに2台目として購入を考えている人にオススメしたいモデルです。
Redmi Note 9S | ||||
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ディスプレー | 6.67型液晶(20:9) | |||
画面解像度 | 1080×2400ドット | |||
サイズ | 76.68×165.75×8.8mm | |||
重量 | 209g | |||
CPU | Snapdragon 720G 2.3GHz(オクタコア) |
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内蔵メモリー | 4 or 6GB | |||
内蔵ストレージ | 64 or 128GB | |||
外部ストレージ | microSDXC(最大512GB) | |||
OS | MIUI 11(Android 10) | |||
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/18/19 /20/26/28/38/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
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DSDS | ○(DSDV) | |||
VoLTE | ○(ドコモ、au、SB、楽天) | |||
カメラ | アウト:48メガ(標準、F1.7) +8メガ(超広角) +5メガ(マクロ) +2メガ(深度測定) /イン:16メガ(F2.48) |
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バッテリー容量 | 5020mAh(18W充電対応) | |||
生体認証 | ○(指紋) | |||
SIM形状 | nanoSIM×2 | |||
USB端子 | Type-C | |||
カラバリ | Interstellar Grey、Aurora Blue、Glacier White |
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