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賃貸管理サービスとしては日本で初めてウェブカメラと連動

IoTやRPAとの連携で不動産業務を自動化するSaaSサービス

2020年07月13日 20時00分更新

 TATERUは7月13日、不動産経営の自動化を可能にするとうたう新サービス「Residence kit for Owner」をリリースしたと発表。

 Residence kit for Ownerは、オーナーや入居者、管理会社をIoTやRPAシステムで連携させて、不動産経営を自動化するというSaaS型サービス。入居者の賃貸借契約を保管できるストレージ機能や24時間の入居者対応、督促、退去連絡など入居者管理に必要とする機能を備える。また、毎月の家賃集金状況や、入居者の退去から入居までの処理などが、一貫して管理可能になるとしている。

 スマートロックを活用した自動内見の状況を随時確認したり、TATERUが提供する共用部のウェブカメラと連動して、物件の清掃状況やゴミ置き場の状況を確認したりすることも可能。ウェブカメラとの連動は、賃貸管理サービスとしては日本初とのこと。

 TATERUは、RPA化された独自の賃貸管理システム「賃貸管理自動くん」を利用することで、業務効率化やコスト削減を実現しているという。従来はリアルでしか対応ができなかった内見や賃貸借契約なども、すべてオンライン上で運営でき、コロナ禍で顕在化した対面や移動によるリスクといった課題に対しても、リモート対応が可能な仕組みを提供している。

 Residence kit for Ownerは、内見から家賃集金、業者への発注管理などバックオフィス業務の自動化を実現し、不動産管理にかかる余計なコストを削減するほか、ポストコロナの新しい不動産経営の在り方にも対応するとしている。

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