税抜3万円台のファーウェイ「HUAWEI P40 lite 5G」はフツーのAndroidに飽きた人に
GMSには対応していないが
アプリ不足には困らないかも!?
HUAWEI P40 liteは、GSM(Google Mobile Services)に対応していないので、Google純正のアプリが利用できず、「Playストア」もインストールされていません。その代わり、ファーウェイ独自にHMS(Huawei Mobile Services)に対応し、「HUAWEI AppGallery」というアプリストアからアプリをダウンロードできるようになっています。
Googleアプリが使えないことを不安に感じる人は少なくないでしょうが、いくつかの代替策が講じられています。Googleアップ、YouTubeなど、Googleが提供するサービスはウェブ版を利用できますが、「ブラウザ」アプリには、あらかじめ主要なウェブサービスのブックマークが登録されています。
なお「メール」「カレンダー」「電卓」「音声レコーダー」といった基本アプリはもれなく揃っているので、日常的な用途で不便が生じることはないでしょう。「LINE」はHUAWEI AppGalleryからダウンロードできます。
使いたいアプリがHUAWEI AppGallaryに見当たらなかった場合、「Phone Clone」というアプリを使って、今まで使っていたスマホからアプリのデータを移すこともできます。ただし、すべてのアプリを移せるわけではなく、移行しても起動できなかったり、アップデートができなったりというリスクは伴います。
【まとめ】アプリ探しを楽しめる人なら買い
ほかに、Amazon.co.jpのウェブサイトから「Amazonアプリストア」アプリをダウンロードして、そこからアプリを入手するといったことも自己責任でできます。こうしたアプリ探しを積極的に楽しめそうな人は、使ってみる価値はあるでしょう。実は筆者、GMS非対応のHUAWEI Mate 30 Pro 5Gを使っていますが、そんなに不便を感じていないというか、むしろときどき生じる不便を克服することを楽しんでいたりします。
HUAWEI P40 lite 5Gは、スペックを考えると激安とも言える端末です。フツーのAndroidスマホとはひと味違う新しい体験をしたい人、とりわけ「いち早く5Gにつながってみたいが、端末コストは抑えたい」という人にオススメします。
ファーウェイ「HUAWEI P40 lite 5G」の主なスペック | |
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ディスプレー | 約6.5型液晶(20:9) |
画面解像度 | 2400×1080ドット |
サイズ | 約75×162.3×8.58mm |
重量 | 約189g |
CPU | HUAWEI Kirin 820 2.36GHz×1+2.22GHz×3 +1.84GHz×4(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | ○(NMカード) |
OS | Android 10(EMUI 10.1) |
対応バンド | 5G NR:n1/n3/n28(TX:703-733MHz、RX:758-788MHz) /n38/n41/n77/n78/n79 LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/12/17 /18/19/20/26/28/66/34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(5G+4G DSDV) |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
カメラ | アウト:約6400万画素(広角、F1.8) +約800万画素(超広角、F2.4) +約200万画素(マクロ、F2.4) +約200万画素(被写界深度) /イン:約1600万画素 |
バッテリー容量 | 4000mAh(最大40W急速充電対応) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM形状 | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | スペースシルバー、クラッシュグリーン、ミッドナイトブラック |
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