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全国の「Tap Marché」取り扱い店で展開

キリン、月額2800円で1日1杯クラフトビールが楽しめるサブスクを展開

2020年07月10日 16時00分更新

 キリンビールは7月8日、クラフトビールが月~金曜日に1日1杯楽しめるサブスクリプションサービス「CRAFT BEER PASSPORT Supported by Tap Marché(以下、CRAFT BEER PASSPORT)」を開始すると発表した。favyのサブスクリプションサービスを活用したもの。

 7月20日から、CRAFT BEER PASSPORTに参加する全国の「Tap Marché(タップマルシェ)」取り扱い店で展開する。料金は月額2800円。会員費は登録時に入金(クレジットカード課金)で支払い、2ヵ月目以降は自動更新される。Tap Marché取り扱い店はこちら

 CRAFT BEER PASSPORTは、対象店舗に掲示しているQRコードをスマホで読み込むことで会員登録できる。会員は、対象店舗であればどの店舗でも本サービスを利用して、Tap Marchéのクラフトビールを楽しめる。クラフトビールの提供は1日1杯(月~金曜日)。

 Tap Marchéは、1台で4種類のビールの提供が可能な小型のディスペンサー。展開ブランド(通年販売)は、「スプリングバレーブルワリー」「グランドキリン」「ヤッホーブルーイング」「ブルックリン・ブルワリー」「常陸野ネストビール」「伊勢角屋麦酒」「ファーイースト」「九州CRAFT」「盛田金しゃちビール」「KONISHI BEER」「DHCビール」「TOKYO BLUES」「いわて蔵ビール」「山口地ビール」「銀河高原ビール」の15ブルワリー28銘柄(7月現在)。

 飲食店は、本サービスを導入することで、クラフトビール1杯分の費用負担で新規顧客獲得やリピーターづくりが期待できるほか、会員が来店する都度、一定の売り上げも期待できるとのこと。また、自店舗で新規登録した会員が支払う月額会員費は店舗に還元されるため、安定的な収入にもつながるという。

 ツール利用料金はキリンビールとfavyで負担する。さらに、キリンビールから本サービス導入店舗へ「サブスクリプション導入謝礼」を支払い、クラフトビールの費用負担を軽減する。期間は7月20日~9月30日まで。

 キリンビールは、CRAFT BEER PASSPORTの登録者数は9月末までに1万人、参加飲食店数は国内サブスクリプションサービスとしては最大級という2000店を目指すとのこと。同社は本サービスの展開によって、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ飲食店を支援し、外食市場の活性化につなげるとしている。

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