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山根博士のグロスマレビュー

低価格で5G対応、50倍望遠と超広角搭載のシャオミ「Xiaomi Mi 10 青春版 5G」

2020年07月12日 10時00分更新

カメラ性能はハイエンドにも引けを取らない

 Xiaomi Mi 10 青春版 5Gの最大の特徴は、3万円台からと低価格なモデルにもかかわらず、光学5倍、デジタル50倍対応の超望遠ペリスコープカメラを搭載していることだ。カメラのUIはプレビュー画面上部でフラッシュ、HDR、AI認識、マクロ、フィルターを切り替え可能。下部にはスローモーション、ショートビデオ、ビデオ、写真、4800万画素カメラ、ポートレートの切り替え設定が並ぶ。また、ズームは「0.6倍」「1倍」「5倍」をワンタッチで変更可能。ズームボタン部分を長押しすると0.6倍から50倍までを自由な倍率で撮影できる。なお、ウォーターマークを入れると「Mi 10 Lite Zoom」の文字が入る。

カメラのUI。4800万画素カメラはモード切替が必要

ズームボタンを長押しすると0.6倍から50倍までを自由に切り替えできる

 カメラのテストはまず倍率を切り替えて撮影してみた。0.6倍、1倍、5倍と軽快に切り替えて撮影できる。ただ個人的には2倍か3倍など、中程度の望遠もワンタッチで切り替えできると便利だと感じた。また、10倍も撮影したが、5倍以上のズームになるとぴたりと目的の数字に合わせるのが難しく「9.8」や「10.1」になってしまう。高倍率で複数の写真を撮り比べするときは、細かい倍率の違いは気にせず撮影したほうがよさそうだ。

0.6倍で撮影

標準で撮影

5倍で撮影

10倍で撮影

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