KabuK Styleは7月6日、「JR西日本×住まいのサブスク」実証実験の参加者を募集開始した。
同社は、西日本旅客鉄道およびJR西日本の子会社でコーポレートベンチャーキャピタル機能を有するJR西日本イノベーションズと、関係人口市場の拡大および移動促進による地域の活性化、並びに新しいまちづくりを目的とした実証実験の推進および検証をすることを目的とした業務提携に合意した。
本実験は、KabuK Styleの提供する定額型住居サービス「HafH」を利用している対象会員に対し、広島・岡山・和歌山エリアを対象にした会員専用のきっぷを特別価格で発売するもの。
募集期間は7月6日~10月10日、実施期間は9月1日~11月30日。対象者は、HafH利用者の中から抽選で90名。実施内容は、1.大阪・広島間(月2往復:2万円)、2.福岡・広島間(月2往復:2万円)、3.大阪・和歌山/白浜間(月2往復:1万円)を対象とした「会員専用のおトクなきっぷ」の募集状況、利用動向等のデータ蓄積及び検証する。
今回の提携は、通勤や観光といった従来の需要創造では捉えきれない新しい鉄道需要を創出し、関係人口市場の拡大、地域の活性化、並びに新しいまちづくりに寄与するという点でJR西日本グループとの合意にいたったもの。
本実験により、同社は移動コストを最適化するためのデータ収集を図り、将来的なMaaS開発を促進し、また、不動産業界や旅行業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。
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