電通は7月1日、スタートアップ企業のCEO向けにコミュニケーション課題の相談から解決策の提案、決済まで完全オンラインで提供するメンタリングサービス「TANTEKI online」を開始した。
同社は2017年以降、50案件以上の実績があるスタートアップ向けブランディング支援サービス「TANTEKI」を提供してきたが、今回、TANTEKI onlineの開始により、さらにダイレクトかつスピーディーな対応を目指す。
電通の現役コピーライター、アートディレクターや事業開発ディレクターが、広告づくりで培った“伝える力、まとめる力、ストーリーにする力”で、まず顧客企業のコア・バリューを明確化。そこをスタートラインとして、さまざまなコミュニケーション課題に対してクリエイティブな発想をもったオンライン・メンタリングを実施する。
本サービスは、オンライン・メンタリングを活用することで、最短1日でスピーディーに効率よく提供可能としている。TANTEKIのウェブサイトに記載のメールアドレスから問い合わせた後、事業開発ディレクターとオンラインアジェンダを設定(30分)、オンライン決済、TANTEKIメンバーとのオンライン・メンタリング(1時間)を実施する。
対象は、新しいビジネスモデルを開発し、5年以内に急激な成長とイグジットを狙うことで大きな価値を生み出そうとする企業その他の団体、またはこれに準じると同社が判断した法人格である団体の代表取締役および取締役、代表者。料金は1パッケージ12万円(税抜)。イベントレジストのカード決済を利用することでスピーディーにサービスを提供できるとしている。
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