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山根博士のグロスマレビュー

144Hzディスプレー搭載の低価格5Gゲーミングスマホ「Nubia Play 5G」は普段使いも快適

2020年07月04日 12時00分更新

超高速駆動のディスプレーに
ゲーミング向けSoCで、ゲームが快適!

 ディスプレーのリフレッシュレートの差は、ゲームプレイ時に如実に表れるだろう。ブラウザーのスクロールでも144Hzの速さ、滑らかさは明確にわかる。試しにGalaxy Note10+の60Hzディスプレーと比較を行なった。画面を指先で高速スクロールして写真を撮ると、Nubia Play 5Gは残像が残らないがGalaxy Note10+はスクロールがやや滑らかではないことがわかる。

Nubia Play 5Gのスクロールは滑らかだ

Galaxy Note10+では残像が残ってしまう

 全体のパフォーマンスはどうだろうか。AnTuTuのスコアは337630。Snapdragon 765G搭載端末として30万台は平均的なところだ。UXのスコアはやや良好だ。また、Nubia Play 5Gは61mmの冷却管による液冷システム「ICE2.5」を搭載し、CPU温度を最大16度下げることができるという。ストレステストを実行したところ、バッテリーの上昇温度は約7度だった。

AnTuTuのスコア

ストレステストのバッテリー温度測定結果

 ゲーミングスマートフォンとしての機能は充実している。プリインストールされているゲームモード切替のアプリ「Game Space」はRed Magicシリーズが搭載しているものとまったく同じものだ。起動するとインストールしたゲームの一覧が表示される専用画面となる。この状態で右側からスワイプすると、ゲームコントロール用のショートカットメニューが表示される。この画面はゲームプレイ中でも呼び出すことができる。

「Game Space」を起動するとゲーム専用モードとなる

右からスワイプするとゲーム関連の設定メニューが表示される

 ゲームの設定はCPUとGPUのターボ、ソフトボタンの設定、リフレッシュモード切替、画面録画、画面ロックなど多岐に渡る。「Personal Center」では1日のゲームプレイ時間の管理も可能で、ゲームごとにどのくらいプレイしたかも記録され、健康状態の目安も表示してくれる。さらにゲームごとにプレイ可能な時間を設定し、遊びすぎないようにすることもできる。ゲーム中毒にならないような工夫がされているのだ。

パフォーマンスも個別に設定可能

ゲームプレイ時間の管理もできる

 実際にGame Spaceからゲームをプレイすると、デフォルトで通知がオフになるためゲームに集中できる。SNSの通知を個別に切らなくてもいいのは便利だ。側面のソフトボタンはタッチセンサーで押した感覚は無いものの感度は良好。ディスプレーサイズが大きいこともありゲームは遊びやすい。

ソフトボタンの感度はかなりよい

ゲームプレイに没頭できる

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