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バイク女子・美環、夢の6輪生活を実現させるN-VANを乗りこなす

2020年06月28日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●美環(@puritendon) 車両協力●ホンダモーターサイクルジャパン、本田技研工業

「このクルマ、運転しやすいかもしれません!」

雨の中を疾走するN-VAN

 軽自動車の運転は初めての美環さん(取材時の3月4日時点で)。「すっごく運転しやすいっス!」と感嘆の声を挙げます。「まず視界がすっごくひらけていますね。あと横幅が今まで試乗したコンパクトカーより一回り狭いのもイイです」と好反応。「私にはちょうどいい大きさというか、運転しやすいサイズです」。エンジンパワーが今まで乗ったことのある車と比べて小さいことに対しては気にならない様子。「なんかキビキビ感というのかな、ちっちゃい子が元気よく走り回っているという感じがハンパないっすね!」

N-VANのハンドルを握る美環さん。なお免許取得後はじめての雨天走行ということもあり、バイクを積車しての運転は行ないませんでした

 その一方、コーナーでは重心位置の高さからか「遠心力で持っていかれるというか、クルマが倒れちゃうんじゃないか、と思っちゃいますね」と気になる様子。バイクの運転に長けている美環さんは「コーナーは体で曲がるもの」という意識が強いようで、それゆえにハンドルを切ると体が持って行かれる感覚に慣れていないようです。

雨の中疾走するN-VAN

 車内については「ちょっと外の音が色々聞こえるのは、気になるといえば気になりますね。雨粒の音が盛大に天井に響きますし。でも運転しているうちに慣れてきちゃいました(笑)」と、最初は驚いたけど次第に慣れてしまったようです。とはいえ「やっぱり静かな方がいいですね」とのこと。

概ねN-VANに満足の美環さん

 「運転席のシートって上げられるとイイな。私、ちっちゃいから座布団とか用意した方がいいかも」と気になるご様子。それ以外で運転席周りで気になるところはないようですが、一方助手席は折りたたみ機構の兼ね合いもあり、シートクッションが薄め。そのためかちょっと辛そうな様子でした。

メーターパネルの様子

 ナビ連動でメーターパネルに行先案内を表示する機能には「すごく便利です。でも右下はちょっと分かりづらいかも。あと表示がもっと大きいとイイナ。理想はメーターパネル中央で表示されることかな」との希望も。

「N-VANかわいいよN-VAN」と美環さん

 N-VANで都内を気持ちよく疾走する美環さん。「背が高いから運転しやすく、オプションのナビもよくわかる。クルマでは初めて通る道でしたけれど迷わなかった。扱いやすいボディーサイズに積載量の多さが、とってもいいと思います」と満面の笑みで車を降りました。

【まとめ】N-VANは目的意識がしっかりしている人にフィットする

 「走りを楽しむ、という用途のクルマではないし、N-VANだけで何でもこなす、というのもちょっと違うような気もしますが、N-VANが家に1台あったらとってもいいな」と美環さん。「私にとってバイクが載せられるのはとっても魅力的です。スポーツ系のバイクを持っているので、真逆のタイプのバイク、たとえばクロスカブ110を載せておでかけしたい。キャンプ場までN-VANを運転して、そこからクロスカブで高原を走ったら気持ちよさそう。クロスカブで遠方まで一般道で行くのは、できないわけじゃないですが大変ですからね」。

クロスカブ・110(くまモン・バージョン)とN-VAN

クロスカブ・110(くまモン・バージョン)は、カブをベースにオフロード仕立てとした1台。あちらこちらにくまモンをあしらったデザインも魅力的

 「そもそもバイクとクルマって、目的が違うじゃないですか。だから両方あるとすごく便利だし絶対に楽しい。そしてクルマもバイクも色々なタイプがあって、1台じゃカバーしきれないですよね。スポーツなクルマで走りたいときもあるし、荷物をいっぱい積みたいときもあります。1台でなんでもできたらいいですけれど、どうしてもね。だから目的がしっかりしている車っていいなと。N-VANはそんな車だし、私も1台欲しいなと思いました」。

 6輪生活どころか、車2台とバイク2台の12輪生活、さらに……と夢を膨らませている美環さんの姿が微笑ましかったです。

クロスカブ・110に乗る美環さん

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