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バイク女子・美環、夢の6輪生活を実現させるN-VANを乗りこなす

2020年06月28日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●美環(@puritendon) 車両協力●ホンダモーターサイクルジャパン、本田技研工業

Hondaの商用車N-VAN(129万1400円~税込)

 前回の記事(こちら)で、「N-VANはバイクが載せられるクルマ」ということを知ったバイク女子で、普通自動車免許取りたての美環さん。「載せたい! やってみたい!」と挑戦した結果、重量約100kgのクロスカブ110の積載に成功。さらに初めてのクロスカブ体験に大興奮で、「軽自動車と小型自動二輪の両方を所有しても、排気量1000ccの普通自動車を購入するより税制面でオトクで楽しいかも」というのが前回のお話でした。今回はそのN-VANそのものについて紹介します。

バイクが隣にあっても全然気になりません!

N-VANのフルLEDヘッドライト(ハロゲンヘッドライトもあり)

 「丸いヘッドライトが可愛いんですよ。こういう優しいデザインのクルマって好きなんです」という美環さん。バイクがスポーティーな角ばったデザイン、ホンダならフルカウルで釣り目っぽい「CBR250RR」がツボっているようですが、クルマは真逆で丸目で丸みを帯びたデザインが好みのご様子。ちなみに昔のVWビートルがもっとも美環さん的ツボなようです。

N-VANの側面を開けた様子(写真はバイクを載せるための器具を搭載した状態)

 使い勝手はとても気になるところ。「クルマはスライドドアがいいな。広く開くし、なにより駐車場で隣のクルマにドアパンチしなくていい」というのが美環さんのご意見。N-VANは今の軽自動車では当たり前となっている「パワースライドドア」は備えていませんが、スライドドアに大満足。「運転席や助手席のドアが90度近くまで開くし、スライドドアを開けると棒(Bピラー)がないから開放感が凄いっス。バイクをさっき入れましたけれど、棒がないから入れた後はとてもラクでしたね」と大絶賛。確かにBピラーがないことによる作業性や使い勝手は想像以上で、後席の乗降がラクです。

N-VANにバイク(CB125R)を載せた状態で運転席に座る美環さん

隣にバイクがあっても、ちゃんとサイドミラーやルームミラーは見えますと美環さん

後ろから見た様子。もう少し左側に寄せれば運転席後ろの後席を出すことも可能

 実際に原付2種の中では大型のバイクCB125Rを載せた状態で車内をチェックしてもらいましょう。「バイクを積んでもスペースがあるんですね。ヘルメットとか着替えとか、いっぱい載せられるのがいいですね。今、軽キャンパーが流行っていると耳にするんですけれど、確かにこれだけ広ければゆったり寝られそう」。助手席部分にCB125Rのタイヤやハンドルが気になるのかと思いきや「それが逆にイイです! 愛車と一緒にお出かけしている感がありますね。なんかペットと一緒におでかけしているみたいな」と、むしろうれしい模様。ちなみにCB125Rクラスなら、後席に1人分の座るスペースが生まれそうです。

車内の様子

ミッションはATのほかMTも用意。その隣にはビニール袋を下げるフックも用意されている

ドアポケットはバインダーがすっぽり納めることもできるサイズ

床にはフックを各所に用意

車両のフックとタイダウンベルト(別途用意)を使えばバイクを固定することもできる

車両各所にボルトを取り付ける穴を用意する

 装備面でも「運転席付近に色々な棚であったりペンを置くようなスペースがあるんですね。働くクルマってこういう内装なのかなと思いつつ、伝票を置いたりする場所は普段使いも便利そうです。あとUSBが2ポートも用意されているのはいいですね」と色々と触れたり確かめたりする美環さん。床面にはバイクなどの大型荷物が動かぬようタイダウンベルトをひっかけるフック、側面には「つっかえ棒」などを取り付けるに便利なユーティリティーナットが用意されています。

後席に座る美環さん。大型セダンよりも足元広々だ

アクセサリーソケットの下にUSBを2ポート用意する

 「今まで乗ってきたクルマとは真逆で、なんといいますか、割り切りは潔いっス」と妙に関心している様子。「ある程度のカスタマイズを前提としているのかもしれませんね。N-VANをキャンピングカーに改造するウェブサイトをはじめとして、N-VANを自分の部屋のように改造する人をネットで見かけますが、実際に車を見て納得しました。これだけ広い空間なら自分の部屋にしたくなっちゃいますね」。

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