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佐賀県、「食べチョク」「ポケットマルシェ」と連携して県内生産者の販路拡大を支援

2020年06月23日 15時00分更新

 さが県産品流通デザインは6月23日、生産者と消費者が直接販売する仕組みを持つ直販スマホアプリ「食べチョク」、「ポケットマルシェ」と連携し、県内生産者の販路拡大を支援する取り組みを開始すると発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大により売上が減少している生産者を応援する「佐賀支え愛」応援キャンペーンの一環として取り組むもの。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で売上の低迷に悩む生産者を支援する事業を数多く実施している食べチョク、ポケットマルシェと「生産者と消費者を直接繋ぐ」という方向性が一致したことから、今回の連携を決定したという。

 6月23日~7月5日まで、両サイトにおいて、サイト運用支援、クーポン付与、サイト内紹介などの各種支援を希望する県内生産者のうち、各サイト30名(合計60名)限定で応募受付を開始する。取り扱う商品は事業生産品のみで、ウェブサイト経由での応募すること、国内で自らが生産した商品を販売すること、生産者が責任をもって販売すること、食品表示法などを遵守することが応募条件となる。

 応募多数の場合は、応募条件などにより審査を実施して支援者を決定するとのこと。なお、両サイト同時への応募は不可。支援期間は8月1日~10月31日までの3ヵ月間を予定している。応募は以下のURLから。

 ・食べチョク
  https://www.tabechoku.com/feature_articles/sagaken_support/
 ・ポケットマルシェ
  https://www.pocket-marche.com/news/202006231800452/

 食べチョク、ポケットマルシェともに登録・基本使用料は無料で、価格・時期・品目などは生産者が決定できる。主な取扱品目は野菜、果物、米、肉、魚など。

 主な支援内容は「事業者による運用支援」、「事業者公認の現地サポートスタッフによる運用支援」、「購入促進のためのクーポン配布」、「事業者サイト内特設ページ」の4つ。

 事業者による運用支援は、食べチョクでは、オンライン会議を活用した全体研修を初月の2回に開催する予定(各1.5時間)。支援期間中の生産者からの個別問合せサポートも、希望に合わせて都度可能で、各月末1回(計3回)月次レポートをまとめる。

 ポケットマルシェでは、オンライン会議を活用した全体研修を月2回(計6回)開催。月次レポートのまとめは各月末1回(合計3回)。

 事業者公認の現地サポートスタッフによる運用支援は、食べチョク、ポケットマルシェ共通で、出品支援を初月に1回実施する。電話・SNSグループによる問合せ対応は支援期間中に都度可能で、各月末1回(合計3回)簡易レポートを作成する。

 購入促進のためのクーポン配布は、食べチョク、ポケットマルシェ共通で1生産者あたり500円クーポンを100件配布する。

 事業者サイト内特設ページは、食べチョク、ポケットマルシェともに、各サイトに出店するすべての佐賀県の生産者を紹介する特設ページを開設する。

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